読み取りアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 09:51 UTC 版)
「電子メールボックス」の記事における「読み取りアクセス」の解説
メッセージ取得用の一般的なクライアントサーバープロトコルには以下のものがある。 POP: 単一のクライアントコンピュータからのメッセージ読み取りにもっとも適した方法。通常、メッセージは取得された後、サーバーのメールボックスから削除され、ローカルメールボックス内のメッセージがマスターコピーとなる。 IMAP: サーバーメールボックスの遠隔管理を可能にすることで、複数のクライアントからメッセージを取得することを想定している。マスターコピーはサーバー上に残るが、ローカルにコピーを保存できる。 HTTP経由のウェブメール: メッセージはサーバー側が定義するフォーマットでユーザーのブラウザーに送られる。マスターコピーはサーバー上に残るが、元々のフォーマットでダウンロードできる場合もある。 IMAPとウェブメールは、ほぼシームレスに共存できる。POPはサーバー上にメッセージを残すように構成しておけば、IMAPおよびウェブメールと同時に利用できる。 現在RFC 5322で定義されているインターネットメッセージフォーマットは、1982年にまで遡る (RFC 822)。POPクライアントとIMAPクライアントは、これを取得することになっている。
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