MessageQueue.MaximumJournalSize プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

MessageQueue.MaximumJournalSize プロパティ

履歴キューの最大サイズを取得または設定します。

名前空間: System.Messaging
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property MaximumJournalSize As
 Long

Visual Basic (使用法)

Dim instance As MessageQueue
Dim value As Long

value = instance.MaximumJournalSize

instance.MaximumJournalSize = value

C#

public long MaximumJournalSize { get; set;
 }

C++

public:
property long long MaximumJournalSize {
    long long get ();
    void set (long long value);
}

J#

/** @property */
public long get_MaximumJournalSize ()

/** @property */
public void set_MaximumJournalSize (long value)

JScript

public function get MaximumJournalSize
 () : long

public function set MaximumJournalSize
 (value : long)

プロパティ値
履歴キューの最大サイズ。単位は KB です。メッセージ キューの既定値は、制限なしです。

例外

例外の種類	条件
ArgumentException	最大履歴キューサイズに無効な値が設定されています。
MessageQueueException	メッセージ キューのメソッドにアクセスしたときにエラーが発生しました。

解説

MaximumJournalSize によって、メッセージ キュー履歴ストレージ制限にアクセスできます。これが有意なのは、UseJournalQueue が true のときだけです。このプロパティを設定すると、メッセージ キューのキューが変更されます。したがって、他の MessageQueue インスタンスが変更による影響を受けます。

履歴キューまたは配信不能キューにメッセージを格納する場合は、定期的にキューを消去して、必要がなくなったメッセージを削除する必要があります。これらのキューのメッセージは、キューが存在するコンピュータのメッセージ クォータまで増え続けます (管理者がコンピュータ クォータを設定している場合)。

このプロパティが各種のワークグループ モードで使用できるかどうかを次の表に示します。

ワークグループ モード	使用可否
ローカル コンピュータ	○
ローカル コンピュータと直接書式名	○
リモート コンピュータ	×
リモート コンピュータと直接書式名	×

使用例

メッセージ キューの MaximumJournalSize プロパティに対し、値の取得と設定を行うコード例を次に示します。

C#

// Set the queue's MaximumJournalSize property value.
queue.MaximumJournalSize = 10;

// Display the new value of the queue's MaximumJournalSize property.
Console.WriteLine("MessageQueue.MaximumJournalSize: {0}",
    queue.MaximumJournalSize);

J#

// Set the queue's MaximumJournalSize property value.
queue.set_MaximumJournalSize(10);
// Display the new value of the queue's MaximumJournalSize property.
Console.WriteLine("MessageQueue.MaximumJournalSize: {0}", 
    System.Convert.ToString(queue.get_MaximumJournalSize()));

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MessageQueue クラス
MessageQueue メンバ
System.Messaging 名前空間
UseJournalQueue
MaximumQueueSize
InfiniteQueueSize