Linuxマシンの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 07:35 UTC 版)
「Linuxマシン」の記事における「Linuxマシンの分類」の解説
ルータ 概ね、マッチ箱からVHSテープの大きさのコンピュータで、ルータとして使われる。一般にハードウェアの性能が非常に低いため、メモリフットプリントの小さい軽量版Linuxディストリビューションが用いられる。 タワー型サーバ 机や床などに据え置きするタイプのサーバで、タワー型PCと同様な形をしている。大きさはPC/AT互換機のミニタワーサイズから冷蔵庫大サイズまで様々ある。 ブレードサーバ Webサーバ、データベースサーバを稼働させている業務用の薄型サーバである。サーバラックに集約して運用することが多く、単体で用いることは少ない。ネットワークを介して遠隔操作するため、レスポンス向上のために、CUIによる操作が一般的である。 ラックマウント型サーバ インターネットデータセンター等に設置されているサーバ用のラック(19インチラック)にマウントするのに適した形状のサーバである。ラックサーバとも呼ばれる。詳細はラックマウント型サーバを参照。 パーソナルコンピュータ/ワークステーション ユーザーが物理的に直接操作するコンピュータである。CPU,メモリ以外にも、GPUやオーディオ等多様な機能が搭載される傾向にある。殆どの場合X Window Systemを搭載しているため、GUIで操作可能な場合が多い。利用するハードウェアが対応している限り、OSの選択に制約はなく、様々なLinuxディストリビューションが利用可能である。 クラスタ サーバを集めたもの。データセンター内で稼働している。スペースの制約から、ブレードサーバをサーバラックに集約するタイプが多い。ネットワークを介して遠隔操作するため、レスポンス向上のために、CUIによる操作が一般的である。 メインフレーム 企業の基幹業務処理向けに特別に設計される、高性能,高信頼な大型汎用コンピュータである。企業システムの中枢部として稼働する。2000年以前は信頼性確保の面からAT&T社に起源を持つUNIXが用いられて来た。しかし、それ以降は徐々にLinuxが普及して行った。ネットワークを介して遠隔操作するため、レスポンス向上のために、CUIによる操作が一般的である。
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