JPEXへの移行に伴う暫定処置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:00 UTC 版)
「ペリカン便」の記事における「JPEXへの移行に伴う暫定処置」の解説
なお、JPEXへの移管に伴い、ペリカン便関連の電話番号については、NTTのフリーダイヤルから新たにKDDIのフリーコール番号に変更されている(携帯電話からの問い合わせ用は、NTTコミュニケーションズのナビダイヤルが別途設置されている)が、各営業店の番号は概ね、従前の日本通運の番号を継承している。日本通運は、事業統合や JP POST への集配業務の一部委託へ向けて、日本通運の一部の委託拠点の直轄化や再委託拠点の見直しなどをはかっていく方針としていた。 営業店名称は、概ね、直轄店舗(主に統括支店併設拠点)が「支店」、日本通運の委託店舗は従来通りペリカンセンター(PC)または日通の支店・営業所名、他社委託(正確には、日本通運による再委託)拠点は従来通り受託企業の社名そのもの(一部は、ペリカンセンターとなっているケースもあるが、正確には受託社名が頭に付く)となる。一部で「営業所」となっている拠点があるが、こちらについては直轄・委託の区分については両方のケースがあり事業所名称だけ見ただけでは判断出来ない。原則は次のとおりである。 ○○統括支店△△支店 直轄 ○○統括支店××ペリカンセンター 日本通運への委託(ただし、一部拠点は、2009年9月より以前に「ペリカンセンター」から「支店」に移行し、JPEXの直轄拠点化している) なお、店舗検索で「○○PA(支)店××ペリカンセンター」と表示されるものは、「○○統括支店××ペリカンセンター」の誤り。 ○○統括支店△△支店××営業所 拠点により、直轄拠点と日通への委託と両方ある △△支店 △△支店××営業所 △△支店××営業支店 △△支店××ペリカンセンター ここでの「支店」は日通の支店を指すため、日本通運の委託拠点である 再委託事業者名 再委託事業者名××ペリカンセンター 日本通運から再委託された事業者の拠点 なお、2009年9月末までの拠点形態で、同年10月の新ブランド開始以降の形態については現時点では未定)。なお、直轄拠点であっても、上述のように日本通運と設備を共用しているケースもある(統括支店のケースでは、共用であってもアローセンターのみだが、それ以外の拠点は、他の事業を含めた全部を共用しているケースもある)。 当初「ゆうパック」とのブランド統一を予定していた2009年10月より、一部拠点の再編が行われ、概ね次のようになった。 ○○統括支店○○広域支店 主に JP POST の統括支店へ併設された委託拠点 ○○統括支店△△支店 直轄または日本通運との共用拠点 ○○統括支店××ペリカンセンター 日本通運への委託 ○○統括支店△△支店××営業所 直轄拠点または日本通運への委託 運送車両については、JPEXの事業開始に合わせて新デザインのものが採用されているが、従前の一部日通車両については、社名「日本通運」と旧集荷フリーダイヤル番号部分を、新社名「JPEX」と新フリーコール番号が書かれたステッカーを上貼りしただけの車両が見られる。 拠点については上述の通りだが、配達員については直轄の拠点であっても委託配達員となるケースがあり、日本通運時代の委託配達員がJPEX移行後のペリカン便に加え「ゆうパック」を配達している場合もある。2009年9月以前の時点で、JP POST の赤色塗装仕様の軽ワゴン車に「JPエクスプレス宅配便」のステッカーを貼り付け、JP POST のゆうパック配達員用制服(JP POST の内勤職員および郵便物配達員の制服とは別)に類似した作業着を着た配達員がペリカン便あるいはゆうパックを配達する事例もある。 2009年9月11日に JP POST が発表した統合延期に伴い、2009年10月1日より、一部地域のペリカン便の集配業務を JP POST の一部支店へ委託することになった(この時点での具体的な方法は上述の通り)。その代わり、料金後納扱いの「ゆうパック」の利用者に対し、ペリカン便を利用するJPEX掛売へ移行するようアナウンスを開始する。
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