Indeo
Indeoとは、米Intel社が開発したマルチメディアデータの圧縮変換技術(コーデック)のことである。1992年に開発された。
Indeoは動画などのデータをリアルタイムで圧縮再生できる長所があり、画質の劣化も少ないというメリットを持っている。IndeoはMicrosoftの動画再生技術「Video for Windows」やApple Computerのマルチメディアプレーヤーソフト「QuickTime」などで採用されて広く普及した。Indeoはソフトウェアのみでの再生に対応しているが、ハードウェアに直接搭載されたビデオカードなども登場している。
なお、Indeoは2000年にマルチメディアコーデック関連製品を扱うLigos社へ売却されている。ちなみに「Indeo」の名称はIntel Videoの略称とされている。
参照リンク
Indeo - Ligos Corporation
技術・規格: | ビデオキャプチャカード ピクチャーインピクチャー フレームレート Indeo キャプチャ コマ落ち コンポジットビデオ |
Indeo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/14 15:13 UTC 版)
開発元 | インテル |
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最新版 | 5.2 / ? |
対応OS | Windows, Mac OS X |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | コーデック |
ライセンス | プロプライエタリ・ソフトウェア |
公式サイト | Ligos Corporation |
Indeo Video(インデオビデオ)は米インテルが1992年に開発したビデオコーデックである。
概要
アップルコンピュータのQuickTime(MOV形式)やマイクロソフトのVideo for Windows(AVI形式)で主力のビデオコーデックであったが、Sorenson VideoやMPEG-1、そして2000年代後半以降のVC-1やH.264に取って代わられた。
Windows XP Service Pack 1にはIndeo Video 5 コーデックが含まれていなかったため、パソコンゲームなどの動画が再生できないという問題が頻発し、一部で騒ぎとなったこともある。
Indeoは2000年に米Ligos Corporationへと売却された。 Ligos Corporationのサイトでは無料版のIndeoコーデックが配布されていたが、現在は有料版が販売されている。 しかし、Indeoやiv5setup.exeで検索することで古い無料版の入手は可能である。
オーディオコーデックであるIndeo Audioも存在するがほとんど使われていない。
コーデック一覧
- Indeo Video 3.2 Codec (IV32)
- Indeo Video 4 Codec (IV41)
- Indeoョ Video 5 Codec (IV50)
- Indeo Video Raw (YVU9) Codec
- Indeo Audio Codec
関連項目
外部リンク
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