ピクチャー‐イン‐ピクチャー【picture in picture】
ピクチャーインピクチャー
【英】Picture In Picture, PIP
ピクチャーインピクチャーとは、ひとつの画面の隅などに小さく別の画面の表示領域を設け、それによって両方の画面を同時に表示させておけるようにする表示法のことである。
ピクチャーインピクチャーによって複数の画面を常に表示させておくことができ、複数画面の視聴や複数画面の確認作業や容易となる。また、画面に大小の差が生じるため、メイン画面とサブ画面といった位置づけを設けやすい。
ピクチャーインピクチャーの例としては、テレビ番組で用いられる「ワイプ」の表示形式を挙げることができる。
Appleが2015年6月に発表したモバイルOS「iOS 9」の案内では、マルチタスク機能の一つとしてピクチャーインピクチャー機能が紹介されている。動作再生画面やTaceTimeのビデオチャット画面などを常に前面に表示させたまま、他のアプリケーションを表示させて作業するといった利用方法が可能となっている。
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