イルドブルボン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 06:31 UTC 版)
イルドブルボン | |
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![]()
デヴィッド・マッコルの勝負服
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 1975年5月23日 |
死没 | 1996年12月30日(21歳没・旧22歳) |
父 | Nijinsky |
母 | Roseliere |
生国 | ![]() |
生産者 | Mrs. Charles W. Engelhard |
馬主 | A. David McCall |
調教師 | R. Fulke Johnson Houghton(イギリス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 12戦5勝 |
Timeform rating | 133ポンド(1978,1979) |
イルドブルボン (Ile De Bourbon、1975年5月23日 - 1996年12月30日) とはアメリカで生まれ、イギリスで調教された競走馬および種牡馬である。
1978年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、翌年のコロネーションカップに優勝し、全欧3歳牡馬チャンピオンと最優秀古馬牡馬の座についた。種牡馬として、英愛ダービー制覇のカヤージなどを輩出した。
経歴
競走馬時代
イルドブルボンは英三冠馬である父ニジンスキーの馬主であったCharles W. Engelhardの妻Janeの名義でアメリカで生産された。 母はディアヌ賞、ヴェルメイユ賞の勝ち馬ロゼリエル、半姉にチャンピオンステークスの勝ち馬ローズボウルがいる。
2歳時は2戦していずれも勝つ事は出来なかったが、3歳になると徐々に本格化していきキングエドワード4世ステークスで初重賞制覇を、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(なおこのレースはテンポイントの日経新春杯での骨折により実現しなかった海外遠征の目標レースの一つでもあった)で初G1制覇を成し遂げた。翌年5歳時もコロネーションカップでG1・2勝目を飾り、この年限りで引退した。
種牡馬時代
イギリスで1980年から種牡馬となったが、その後1987年1月に日本に輸入、CBスタッドで供用された[1]。輸出後、イギリスに残された産駒からダービーステークス、アイリッシュダービーなどを勝ったカヤージをはじめ数多くの活躍馬を輩出、買い戻しの話も出たという[1]。しかし、日本では阪神牝馬特別勝ちのメモリージャスパーや福島記念勝ちのシルクグレイッシュが目立つ程度で、イギリス繋養時代と比較すれば、期待されるほどの成功を収めたとは言い難い種牡馬成績であった。
1996年12月30日に用途変更され[2]、日本でも種牡馬を引退した。その後の繋養先などの情報はないが、種牡馬引退から丸一年後の1997年12月30日に死亡した[3]。21歳没。優駿メモリアルパークに墓標がある[4]。
年度別競走成績
- 1977年(2戦0勝)
- 1978年(6戦3勝) - キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)、キングエドワード4世ステークス(G2)、ジェフリーフリアステークス(G2)
- 1979年(4戦2勝) - コロネーションカップ(G1)
主な産駒
日本国外調教馬
- Kahyasi - イギリスダービー(G1)、アイリッシュダービー(G1)など
- Ile de Chypre - インターナショナルステークス(G1)など
- Lagunas - ドイチェスダービー(G1)
- Petite Ile - アイリッシュセントレジャー(G1)
ほか多数
日本国内調教馬
- 1989年産
- トウカイサイレンス(関門橋ステークス2連覇、新潟記念2着)
- 1991年産
- 1992年産
- マルブツブルボン(名湾盃、名古屋大賞典2着)
- 1993年産
- 1994年産
- イチバンリュウ(京都大障害・秋)
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
血統表
イルドブルボンの血統(ニジンスキー系) / Hyperion S5×M5=6.25%、 Mahmoud S5×M5=6.25%、 Tourbillon M5×M5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父
Nijinsky II 1967 鹿毛 |
父の父
Northern Dancer1961 鹿毛 |
Nearctic | Nearco | |
Lady Angela | ||||
Natalma | Native Dancer | |||
Almahmoud | ||||
父の母
Flaming Page1959 鹿毛 |
Bull Page | Bull Lea | ||
Our Page | ||||
Flaring Top | Menow | |||
Flaming Top | ||||
母
Roseliere 1965 黒鹿毛 |
Misti 1958 黒鹿毛 |
Medium | Meridien | |
Melodie | ||||
Mist | Tornado | |||
La Touche | ||||
母の母
Peace Rose1959 芦毛 |
Fastnet Rock | Ocean Swell | ||
Stone of Fortune | ||||
La Paix | Seven Seas | |||
Anne de Bretagne |
脚注
- ^ a b 「日本の種牡馬 真価を問われる一流ステイヤー血統 イルドブルボン」『優駿』、中央競馬ピーアール・センター、1995年1月、60頁。
- ^ イルドブルボン(USA) - 血統書サービス、2022年5月3日閲覧。
- ^ 馬・牧場・施設検索 - 競走馬のふるさと案内所、2022年5月3日閲覧。
- ^ “イルドブルボン(USA)”. 競走馬のふるさと案内所. 2023年8月19日閲覧。
参考文献
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ
- イルドブルボン(USA) - 競走馬のふるさと案内所
「Ile de Bourbon」の例文・使い方・用例・文例
- Patio初の主要な建設プロジェクトはGolden Bayを見下ろす20戸の分譲マンションになるだろう。
- Jeb Andersonは現在シドニーにいる。
- 第2段落3行目のclueは、ideaの意味に最も近いです。
- 6 月4 日―Mertonスタジアムの取り壊しに伴い、6 月15 日から3 週間に渡り、Central通りとMerton通りの間と、9 番通りと11 番通りの間の全区域が通行止めになると、Bordertown交通局(BTA)が火曜日に発表した。
- あなたの請求が確定し次第App Codeをメールで送信いたします。
- Mozilla Foundationは5月1日、メール/ニュースクライアントソフトの最新版「Thunderbird 2.0.0.14」をリリースした。
- (父殺し), insecticide (殺虫剤).
- 混合様式 《古代ローマ建築の様式で, イオニア様式 (Ionic order) とコリント様式 (Corinthian order) の折衷様式》.
- 条件節 《通例 if, unless, provided などによって導かれる》.
- 《主に英国で用いられる》 = 《主に米国で用いられる》 special delivery 速達.
- >called, called; talk>talked, talked; mend>mended, mended.
- 愛称, 親愛語 《darling, dear, sweetie, honey などの呼び掛けの類》.
- 住宅団地 (《主に米国で用いられる》 housing development).
- カ氏 32 度 《thirty‐two degrees Fahrenheit と読む》.
- を deceit と韻を踏ませる.
- 王立植物園 《the Kew Gardens のこと》.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- make の過去形は made である.
- radar や deified のように左から読んでも右から読んでも同じな言葉がある.
- “Pride goes before a fall”はどういう意味か
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