IBSS (Independent Basic Service Set)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:37 UTC 版)
「サービスセット識別子」の記事における「IBSS (Independent Basic Service Set)」の解説
IEEE 802.11では、端末機器間のアドホック・ネットワークを生成可能であり(アクセスポイントを介さない通信を行うモード)、その場合は端末機器が接続するSSIDを選択し、SSIDのブロードキャストはそのネットワークのメンバーとなっている全機器が擬似乱数的順序で行う。
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IBS-S (IBS-Simplex)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 23:22 UTC 版)
「Integrated Broadcast Service」の記事における「IBS-S (IBS-Simplex)」の解説
IBS-S (IBS-Simplex)、通称および旧称はTDDS (TRE/TRAP Data Dissemination System)である。従来のTDDSは、TRAPネットワークにおいて、TADIXS-Bのデータ・フォーマットで高関心ELINT(脅威目標発射の電子的インテリジェンス)、接敵報告、および関連パラメータを全世界的規模で配信し、USQ-101 TRE端末で受信するというものであった。IBS計画のもとで統合されたTDDSはIBS-S (IBS-Simplex)という名称に変更されたが、その目的は同一である。その回線としては、TRAP時代にはUHF-SATCOMが使用されていたが、IBSへの移行に伴って、これに加えてEHF-SATCOMが使用可能になったとも言われている。 この経路での伝送情報は、DSP衛星が探知した弾道ミサイルの発射警報、アメリカ海軍広域海上監視システムによる敵艦隊の位置通報などがあるが、いずれも「探知・Cueingの精度」、すなわち、他のオペレーションを開始させるためのもので、これによって直接交戦を行えるほどの精度ではない。例えば、仮想敵の弾道ミサイルの発射に際しては、本経路で配信された早期警戒情報に基づき、イージスBMD艦は自艦のAN/SPY-1レーダーを特定の方向に集中して走査し、ミサイルを探知・捕捉して、迎撃ミサイルを発射することになる。従って、IBS-Sはミサイル防衛において、極めて重要な経路であり、アメリカ海軍のイージスBMD艦は、他艦に優先してJTTを搭載しつつある。なお、TDDSにおいて従来使用されてきた端末であるTREは、CIBS-Mモジュールの組み込みによってJTT化され、IBSにおいても引き続き使用されることになっている。TREは、NTDSやACDS、イージスシステムにも組み込まれているとされている。
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