GT8N-1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:40 UTC 版)
旧型車の置き換え用として導入された3車体連接式超低床電車。ボンバルディア・トランスポーテーションが展開するフレキシティ・クラシックを採用した。それまでの車両と比較して車幅が2,650 mmに拡大し、車内の面積もより広くなった一方で、動力台車として従来の車軸付きボギー台車を用いたため車端部は高床構造となり、車内の低床率は73%に減少した。ただし最も前方に設置された乗降扉には車椅子用のリフトが備わっている。 2005年から製造が行われ、当初導入契約が交わされた20編成に加えてオプションとして23編成の追加発注が実施された。最後の車両がブレーメンに到着したのは2012年である。 車内の券売機 全面広告車(3118) 形式製造年総数軌間編成運転台数台車数備考・参考GT8N-1 2005-12 43編成(3101-3143) 1,435mm 3車体連接車 片運転台 2基(動力台車)2基(付随台車) 全長全幅全高床面高さ低床率車輪経35,400mm 2,650mm 3,650mm 590mm(高床)370mm(低床) 73% 600mm 重量軸重最高速度起動加速度常用減速度非常減速度44.0t 10.0t 70km/h 1.1m/s2 1.2m/s2 2.73m/s2 着席定員折り畳み座席立席定員電動機出力編成出力制動装置101人 3箇所 134人 125kw(三相誘導電動機) 500kw ディスクブレーキ
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