GAMEPRINT
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「Star Trek Online」の記事における「GAMEPRINT」の解説
2016年9月2日、運営会社Perfect World・開発会社Cryptic Studios、およびスタートレック・シリーズの版権元であるCBSは、主にゲームに登場する人物やメカを3Dプリンターを用いて模型化し販売するサービスを行っているEUCL3D(カリフォルニア大学バークレー校が行っているグループプロジェクトの一つ)と提携し、『Star Trek Online 』に登場する約400種類にものぼる全宇宙船クラスの12インチ(約30センチ)サイズ・フルカラー模型を販売すると発表した。オンラインオーダーメイドによって、ゲーム中で可能な全てのカスタマイズ(船体のテクスチャやペイント、舷窓の形状、プレイヤーオリジナルの船名・登録番号の表示など)に対応し、プレイヤーがゲーム中で実際に使用している宇宙船を忠実に再現する事が可能。なおEUCL3Dはアメリカ国内配送料金に手数料を加えた19USDで海外発送も行っている。しかし収益を度外視した低価格販売を行っていたEUCL3Dが事業を維持出来なくなったため、この企画は頓挫した。 2018年2月20日、同企画をサンフランシスコを拠点に3Dプリント模型を製造販売しているMixed Dimensionsとの提携で新ブランド「GAMEPRINT」を立ち上げ再始動する事を発表。同年3月15日より販売を開始した。EUCL3Dでの企画と同様にサイズは12インチで、ゲーム中で可能な全てのカスタマイズを再現可能なオーダーメイド発注(ゲーム内の宇宙船カスタム画面から船の3D情報をGAMEPRINTのマイページへアップロードする必要がある)だが、ジュピター級やデルタフライヤー、『スタートレック:ディスカバリー』に登場する船などいくつか対象外になっているクラスがある。またU.S.S.エンタープライズFなど一部モデルの通常販売も予定している(後日公開予定)。相違点としては、EUCL3Dでは表面処理無しのフルカラー出力であったが、GAMEPRINTでは単色で出力した後に表面処理を施した上で手作業で塗装を行う。このためEUCL3Dのものよりかなり精巧な出来になっている。価格は仕上げモデルにより、表面処理のみで未塗装のプライマー・モデル(200USD)、表面処理後に全体を金・銀・銅・黒のいずれかの色で塗装したシングルカラー・モデル(225USD)、表面処理後に手作業でフルカラー塗装したコレクティブ・モデル(350USD)の三種類となっている。なお3月15日時点で配送可能な地域は、北米・カナダ・EU・オーストラリア・ブラジルに限られている。
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