Equus ferus
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 15:39 UTC 版)
「ウマの進化」の記事における「Equus ferus」の解説
エクウスはドイツやシベリアで生活していた現代の馬に連なるウマ(ノウマ、Equus ferus)と、アラスカで生活した全北区の種の2種に分かれた。 現代の馬に連なるウマ(ノウマ、Equus ferus)は中央ヨーロッパから北米まで広く繁栄し、現代の馬へと進化していった。なお現生の家畜馬の染色体数は64本だが、モウコノウマ(ノウマの一亜種)については染色体数は66本である。 全北区の種は北米から離れることなく生活していたが、人類がウマを家畜とする以前に絶滅したと見られている。 西カナダに、北米の全てのウマ科が1万2000年前から1万1000年前にかけて絶滅したという痕跡が残っている。このときは、アメリカで生活していたほとんどの大型生物も同時期に絶滅しており、しばしば議論の的となる。大量絶滅とそれまでの哺乳類の繁栄を比べると、その衰退は激しく、その要因として主に2つの仮説が考えられている。1つは、気候変動により約1万2500年前にステップ地帯の植物がツンドラによって枯れ食料がなくなり絶滅したという仮説と、もう1つは馬が絶滅した時期と、クローヴィス文化の発祥がほぼ同時である事から人類によって狩られたという仮説である。 馬の化石は1万年前の地層以降しばらく発見されていなかったが、カザフスタンとウクライナ南の6000年前の地層から再び出土し始めた。6000年前から、馬を飼育したり、騎乗し始める人々がでてきた可能性が高い。その方法は比較的早く広まり、いくつかの部族では馬がその生活において重要な役割をしていた可能性がある。 なお、北アメリカにはマスタングと呼ばれる野生馬があるが、これはすべて1493年にクリストファー・コロンブスが再導入し、その後複数回持ち込まれたものを起源として、それらが野生化したものである。アメリカ大陸の原住民には、馬を指し示す言葉がなかったため、犬や鹿の一種として呼ぶようになった(たとえばヘラジカ犬(elk-dog)など)。
※この「Equus ferus」の解説は、「ウマの進化」の解説の一部です。
「Equus ferus」を含む「ウマの進化」の記事については、「ウマの進化」の概要を参照ください。
- Equus ferusのページへのリンク