CultureInfo.GetCultureInfoByIetfLanguageTag メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim name As String Dim returnValue As CultureInfo returnValue = CultureInfo.GetCultureInfoByIetfLanguageTag(name)
戻り値
読み取り専用の CultureInfo オブジェクト。


IETF (Internet Engineering Task Force) で管理されている RFC 3066(bis) 標準は、IETF 言語タグを定義します。この言語タグは、言語を識別するための一定の手段を提供します。IETF 言語タグの形式は、Name プロパティによって返されるカルチャ名に似ていますが、カルチャを固有に識別しません。つまり、カルチャが同じ言語特性を持つ場合、異なるカルチャで同じ IETF 言語タグを共有できます。カルチャの言語特性は、CultureInfo オブジェクトに関連付けられた TextInfo オブジェクトに格納されます。
IETF 言語タグは、必須の言語識別子、オプションのスクリプト識別子、およびオプションの地域識別子で構成されます。たとえば、言語がセルビア語で、スクリプトがキリル文字、地域がセルビアの場合、有効な IETF 言語タグは "sr-Cyrl-SR" になります。
IetfLanguageTag プロパティが name パラメータと一致する読み取り専用の CultureInfo オブジェクトを取得するには、GetCultureInfoByIetfLanguageTag メソッドを使用します。2 つ以上の CultureInfo オブジェクトが同じ IETF 言語タグを持つ場合、GetCultureInfoByIetfLanguageTag メソッドによって取得されるカルチャは予測できませんが、取得されるカルチャは、IETF 言語タグで指定された言語特性を持つことになります。カルチャ固有のタスク (テキストの並べ替えや日時の書式設定など) ではなく、スペルや文法チェックの管理など、言語固有のタスクを制御するには、取得されたカルチャを使用します。
詳細については、RFC 3066(bis) の『Tags for the Identification of Languages』を参照してください。標準の最新の草案については、http://www.ietf.org/internet-drafts/http://www.ietf.org/internet-drafts/ の Draft-phillips-langtags-05.txt を参照してください。

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開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


CultureInfo クラス
CultureInfo メンバ
System.Globalization 名前空間
IetfLanguageTag
TextInfo
CultureAndRegionInfoBuilder クラス
ClearCachedData
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