CATAMARAN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 06:28 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
![]() 〒150-0001 東京都港区高輪4 - 10 - 31 |
設立 | 2006年5月18日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1011001047334 |
事業内容 | SUP(standup paddle board)製造販売 |
代表者 | 山口幸男 |
資本金 | 800万円 |
株式会社CATAMARAN(英文社名;CATAMARAN inc.)は、東京都渋谷区に本社を置く日本のスタンドアップパドルボードメーカー。かつては芸能プロダクションの経営を行っていた。
沿革・概要
- 2006年5月 - 株式会社ユマニテの関連会社として、東京都渋谷区神宮前4-3-15 東京セントラル表参道214に芸能プロダクションを設立。
- 2010年4月 - 事務所を東京都渋谷区恵比寿4-22-7 恵比寿イーストスクエアビル5Fへ移転。
- 2010年9月 - CATAMARAN内に新規事業部として「SPROUT事業部」を設立。※後にSPROUT事業部は解散。
- 2011年 - 事務所を東京都渋谷区恵比寿南2-19-7 恵比寿デュープレックスR's406へ移転。
- 2014年 - スタンドアップパドルボードメーカーとして、東京都渋谷区神宮前5-38-8にスタンドアップパドルメーカーを設立。
- 2014年 - 芸能プロダクション事業を撤退。
- 2019年 - 東京都港区高輪に移転。
芸能プロダクション時代に所属していたタレント
※SPROUT事業部所属者も含む
脚注
- ^ “[CATAMARAN] プロフィール 所属一覧”. 2013年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
- ^ a b c d “CATAMARAN OFFICIAL WEB SITE”. 2011年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
- ^ “[CATAMARAN] プロフィール 所属一覧”. 2013年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月26日閲覧。
- ^ “[CATAMARAN] プロフィール 所属一覧”. 2012年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
- ^ “CATAMARAN OFFICIAL WEB SITE”. 2011年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
- ^ “[CATAMARAN] プロフィール 所属一覧”. 2011年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
- ^ “[CATAMARAN] プロフィール 所属一覧”. 2010年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月2日閲覧。
関連項目
双胴船
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年1月) |







双胴船(そうどうせん、カタマラン、catamaran)とは、2つの船体(ハル、Hull)を甲板で平行に繋いだ船。
歴史
古くから用いられている双胴船に南太平洋ポリネシア原住民のカタマランがある。このタイプの舟はオーストロネシア人の移住によってスリランカにも定着したと考えられている。
英語などのヨーロッパの言語では、双胴船を指す単語はカタマランに由来するものが多い。英語のカタマランはタミル語でシングル・アウトリガーカヌーを意味するKattumaramに由来する。
特徴
2艘の船をつないだ形状であることから、下部船体を細長くしても広いデッキ(甲板)が作れる。これにより安定性が高くて傾き(ヒール)が小さく、また水面下の船体形状を細長く出来ることから巡航速度を高くすることができるため、外洋ヨットのデザインとして採用されることも多いが、モノハル(Mono-hull)と呼ばれる単胴型の通常のヨットに比べるとヒールには強いものの、一旦転覆すると転覆したまま「安定」してしまうので復原性が悪くなるデメリットがある。
また、旋回などの運動性能が劣るため、軍艦などには不向きとされてきたが、近年では、流体力学を用いた船舶工学の発展により、高速化・低燃費化に成功した。
双胴船の考えは古くからあったが、これまでの木製・鋼鉄製の船体では、2つの下部船体とそれらを結合する上部船体により多くの構造部材を必要としており、また水との接触面積が広くなるために抵抗が増す不利もあるため、単胴船二隻に比べて総合的に優位に立つことが出来なかったが、小水線面積双胴船(SWATH)船型の採用や20世紀末頃から軽量なアルミ合金やFRP製の船体が使用可能になると、高速航行が求められる観光船やカーフェリーといった客船を中心に実用的な船が作られている。一方で海域によっては単胴型とは異なる双胴船独特の揺れが生じ乗客が船酔いしやすい場合もある。
最近のアメリカスカップなどではACCのように炭素繊維を用いて軽量に作られた双胴船の左右にL字型の水中翼(ダガーボード)を設置し、高速時には船体を完全に浮上させて戦われるようになった。これと翼状のセール(ウイングセール)により、最高速度が時速80キロを超えるようになっている。
ウェーブ・ピアーサー
21世紀初頭現在では、下部船体の形状をさらに前後に細長くすることで造波抵抗を最小限にする「ウェーブ・ピアーサー」型の高速船がいくつも就航している。1万総トン以上の大型高速船の「ナッチャンRera」では排水量型の船体でありながら36ノットもの高速航行が可能である。
三胴船
さらに、中央の主船体と両脇の副船体の3つの船体をデッキで繋いだトリマランや三胴船と呼ばれる船型もあり、やはり高速航行に適した形状として少数の船が作られている。
小水線面積双胴船
詳細は「en:Small-waterplane-area twin hull」を参照
小水線面積双胴船(SWATH)または半没水型双胴船とは造波抵抗の要因となる喫水線付近が絞り込まれている船体である。海洋調査船や音響測定艦等に使用される。構造上喫水面が絞り込まれているので搭載できる機関の大きさや配置が制限される。従来の双胴船よりも喫水線が深くなる。波浪が高い場合や高速での航行時の安定性が高い。構造的には2隻の並行して配置された潜水艦の上に船体が載っているような、あるいは幅広の単胴船の船底部中央を大きくえぐって喫水面上に空洞を設けた状態である。 1938年にカナダ人のFrederick G. Creedによって発明され、1946年にイギリスで特許が取得された。1960年代から70年代に海洋調査船や潜水艦救難艦に使用された。
両頭型双胴船
両頭型双胴船とは推進器が船体の前後にそれぞれ備えられた双胴船で渡し舟等に使用される。構造上頻繁に同じ区間を往復し、前後の乗り入れ口から乗降する。
双胴船の例
- 手漕ぎ舟・帆船
- 低速機械船
- 芦ノ湖遊覧船(伊豆箱根鉄道船舶部門)あしのこ丸、はこね丸、十国丸
- 中禅寺湖機船
- かいよう ディーゼル・エレクトリック方式の推進器を備える海洋調査船
- ひびき型音響測定艦
- シティ・キャット ブリスベン市営フェリー
- 海洋環境整備船
- 高速船
- キャットリンク5
- カタロニア
- ホバースピード・グレートブリテン
- ナッチャンRera/ナッチャンWorld
- Lomprayah
- サンオリーブシー(旧名「とらいでんと」)
- オーシャンアロー
- はやぶさ
- HSV-X1 ジョイントベンチャー
- HSV-X2 スウィフト
- TurboJET
- シーバード
- 艦艇
関連項目

- ダブル・カヌー
- アウトリガーカヌー
- トリマラン
- 船
- 船体
- 船舶工学
- アメリカスカップ - 第34回・第35回において、双胴船が統一規格となった。
- インキャット - ほぼ双胴船専門の造船会社
- SailGP
外部リンク
- 組立式双胴船 - ウェイバックマシン(2019年3月30日アーカイブ分)
- 丸木舟とアウトリガーカヌー
- 鳥に導かれたポリネシアの人々
- 双胴船の常識を覆した波を切り裂く新型高速船
- 実験船「マリンエース」
- 川﨑ジェットピアサー「はやぶさ」 - ウェイバックマシン(2004年9月18日アーカイブ分)
- 海洋調査船かいよう - ウェイバックマシン(2001年9月2日アーカイブ分)
- 沿岸戦闘艦 LCS - ウェイバックマシン(2004年8月5日アーカイブ分)
固有名詞の分類
- Catamaranのページへのリンク