CMMI
読み方:シーエムエムアイ
別名:能力成熟度モデル統合版
CMMIとは、ソフトウェア開発を中心としたプロセスの成熟度を評価するための指標のことである。1999年、カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリングインスティテュート(SEI)によって開発された。
CMMIは5つのモデルから構成されている。より高いレベルのCMMIに準拠することによって開発プロセスがより成熟してゆく仕組みになっている。CMMIは開発プロセスの国際標準的モデルとして普及している。
CMMIの評価モデルは、1980年に開発されたCMM(Capability Maturity Model)を原型としている。CMMはソフトウェア開発に対象を限定して評価を行うものであった。CMMモデルの評価対象を広くエンジニアリングへと拡大する際、同時に名称がCMMIへと改称された。
参照リンク
CMMIモデル-公式日本語版 - (独立行政法人情報処理推進機構)
能力成熟度モデル統合
(Capability Maturity Model Integration から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 07:07 UTC 版)
能力成熟度モデル統合 (のうりょくせいじゅくどモデルとうごう、英: Capability Maturity Model Integration, CMMI) は、組織がプロセスをより適切に管理できるようになることを目的として遵守するべき指針を体系化したものである[1] 。 平易な言い方をすると、ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスを改善するために、その組織の成熟度レベルを段階的に定義したものである。 CMMIは、もともとは能力成熟度モデル (CMM; Capability Maturity Model) として開発された。
- ^ “Capability Maturity Model®Integration (CMMI®) Version 1.2 Overview (PDF)”. SEI (2006年). 2006年10月28日閲覧。
- ^ “What is CMMI? - Worldwide Adoption”. SEI (2006年). 2006年10月28日閲覧。
- ^ Crosby, Philip (1979). Quality is Free. Mc Graw Hill. ASIN B000K2M9MU
- ^ Crosby, Philip (1980). Quality is Free (paperback). Mc Graw Hill. ISBN 0-451-62585-4
- ^ “August 2002 edition of CMMI (PDF)”. CMU/SEI-2002-TR-011. SEI (2002年). 2006年10月28日閲覧。
- ^ Finkelstein, Anthony (2000年4月28日). “A Software Process Immaturity Model (PDF)”. University College London. 2006年10月28日閲覧。
- ^ Schorsch, Tom (1996年). “The Capability Im-Maturity Model”. The Air Force Institute of Technology. 2006年10月28日閲覧。
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