CCS からの設定変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/11 10:14 UTC 版)
「Cardcaptors」の記事における「CCS からの設定変更」の解説
英語圏での子供番組としての放送のため、登場人物間の関係や番組の放送順序などが変更されている。人物間の関係は以下の変更を受けている。 サクラ (さくら) とリー (小狼) の間にはライバル心とカードキャプターとしての仲間意識はあるが、恋心はない。特に、リーは最後の審判の後もサクラに対するライバル心をもっている。 サクラ (さくら) にとってジュリアン (雪兎) は兄の友達であり、サクラからジュリアンへの恋心はない。 サクラ (さくら) とマディソン (知世) ははとこ同士ではない。また、マディソンからサクラへの友情以上の感情はない。 リー (小狼) から ジュリンアン (雪兎) に対する好意は最初から存在しない。そのため、CCSでの小狼が雪兎を意識するシーンはカットされたり、まったく違う台詞に置き換えられたりしている。 メイリン (苺鈴) はリー (小狼) のいとこではない。メイリンは小狼に対して恋愛感情をもっている。 レイラ (観月歌帆) はかつて、トーリの数学の先生であり、同じ魔力をもつ者としての理解者であった。二人の間に恋愛感情はない。 ザカリー (山崎) とチェルシー (千春) はいとこ同士であり、二人の間に恋愛感情はない。 リタ (利佳) がテラダ (寺田先生) に恋をする設定はない。逆に、スペリングテスト (書き取りテスト) の成績のせいで、リタがテラダ先生を怖がるエピソードがある。 エイドン (藤隆) は、ナターシャ (撫子) とサマンサ (園美) と同じくらいの年齢である。エイドンとナターシャは学生時代に出会い、(何年後か不明であるが) 結婚した。エイドンがナターシャに出会う以前から、サマンサとエイドンは陸上競技でライバル関係にあった。 なお、CCSからの設定変更についてネルバナの公式サイト に記載されていた説明を以下に示す。 CardCaptors は講談社との協力体制によって構成されていた。オリジナルからの変更は、講談社の合意が得られている。 北米における子供番組としての放送のため、必然的にいくつかのシーンを削除した。 想定される視聴者層 (英語圏の子供たち) が簡単に発音できる名前にするため、登場人物名をオリジナルの名前に類似した英語名に変更した。 ネルバナとKids' WB!の事前調査によると、北米の視聴者層がリー (小狼) をメインキャラクターとして見たがっていた (米国のアニメ視聴者は男子が多い) ので、北米版ではリーを第1話から登場されるようにエピソードの放送順を変更した。
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