CCRA: コモンクライテリア承認アレンジメント
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「コモンクライテリア」の記事における「CCRA: コモンクライテリア承認アレンジメント」の解説
コモンクライテリア承認アレンジメント (CCRA, Common Criteria Recognition Arrangement) は条約に準ずる国際協定である。CCRA の各加盟国は、他の加盟国でなされた CC 規格評価を相互に承認することになっている。最初は1998年に MRA(Mutual Recognition Arrangement, 相互承認アレンジメント)という名で、カナダ、フランス、ドイツ、英国および米国が署名し、オーストラリアおよびニュージーランドが1999年に、さらにフィンランド、ギリシア、イスラエル、イタリア、オランダ、ノルウェーおよびスペインが2000年に参加した。2003年からは日本も参加。その後 MRA は CCRA に改名され、加盟国は増え続けている。 現在のところ、最高 EAL4 (障害修正 ALC_FLR の追加を含む)までの範囲で、 CCRA 内の国際的な相互認証が行われている。より高い EAL については、非常に込み入っているので、国境を越えて承認する義務はなく、一部の国において国内限定で評価・認証が行われている。
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