Bve trainsim 5
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「Bve trainsim」の記事における「Bve trainsim 5」の解説
(最終バージョン:5.8、2020年9月) 2008年7月10日に評価版が公開され、2011年9月5日に正式版が公開。このバージョンから、名称が「BVE Trainsim」から「Bve trainsim」に変更された。 BVE 4 以前で使用していた API が DirectX 10 でサポートされなくなり、Vista 以降での動作は基本的に出来なかったが、BVE 5 では別の API を使うことで DirectX 10 以降にも対応し、Windows Vista 以降でも動作するようになった。構文が一新され、以前のデータが一部を除き使用できなくなったため、BVE 2・4 用のシナリオを BVE 5 用に変換するコンバーターが公開されている。また、BVE 4 以前と比べ設定項目が高度化・複雑化しており、より再現性が向上した一方で、シナリオ制作の難易度も上がっている。 2020年9月23日にバージョン5.8が公開された。Bve6と同等の機能が追加されている。 Bve 4 からの主な新機能 路線データ関連緩和曲線、縦曲線が再現される。 25m に拘束されないストラクチャ配置が可能になる。 テクスチャにαチャンネルを使用した PNG が対応する。 他車両が動くようになる。Ver.im0.8から対応 各軌道の軌間を個々に設定可能になる。Ver.5.3から対応 他軌道の曲線補間が可能になる。Ver.5.3から対応 変数と数式が使用可能になる。Ver.5.4から対応 複数のマップファイルを参照できるようになる。Ver.5.4から対応 ランダム参照機能が実装される。Ver.5.4から対応 距離程などの数値に小数が使用可能になる。Ver.5.4から対応 車両関連力行状態以外からの定速制御が可能になる。 サウンドファイル(WAVファイル)のサンプリングレートが自由化される。 ドアの閉まる時間が設定できるようになる。 電流計が実装される。片振り式はVer.5.1から対応 抑速ノッチが実装される。Ver.5.2から対応 マスコン・ブレーキ・レバーサーなどの文字列が定義可能になる。Ver.5.2から対応 モーター音の音源数・和音数などが無制限になる。Ver.5.3から対応 遅れ込め制御の想定摩擦係数を設定できるようになる。Ver.5.4から対応 制輪子摩擦係数式が設定できるようになる。Ver.5.4から対応 自動空気ブレーキに対応。Ver.5.5から対応 その他起動時のウィンドウモードの解像度の設定が可能になる。 運転士の頭の揺れが再現される。Ver.5.3から対応 運転指示メッセージが表示される。Ver.5.3から対応 文字コードを自由に選択できるようになる。Ver.5.4から対応 入力デバイスプラグインに対応する。Ver.5.4から対応 また、以下の機能が今後実装予定となっている。 ワンマン運転 車体傾斜装置(振り子) ストラクチャのアニメーション表示 自車両の表示
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