Block II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 01:35 UTC 版)
「MGM-140 ATACMS」の記事における「Block II」の解説
13発のBAT 無動力滑空型誘導式子爆弾。BATは目標上空で弾体から切り離されると、主翼を展開して飛行安定性を高め、滑空しながら音響センサーと赤外線センサーで目標を捜索して攻撃する。BATの弾頭はタンデム式の成形炸薬弾(2個の炸薬が時間差で爆発し、1個目で複合装甲や爆発反応装甲を破壊し、2個目で車両の内部に高熱の爆風を吹き込む)で、装甲車両の天井部分を攻撃し、破壊する。
※この「Block II」の解説は、「MGM-140 ATACMS」の解説の一部です。
「Block II」を含む「MGM-140 ATACMS」の記事については、「MGM-140 ATACMS」の概要を参照ください。
Block II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 18:10 UTC 版)
「アポロ誘導コンピュータ」の記事における「Block II」の解説
Block II バージョンのAGCは1966年に設計された。Block I のアーキテクチャを踏襲したがRAMを1Kワードから2Kワードに拡張している。ROMも24Kワードから36Kワードに拡張されている。命令も11種から34種に拡張され、Block I の入出力関連のレジスタ群が入出力チャネルに置き換えられた。実際に最初に月まで行ったAGCは Block II である。Block I バージョンは無人飛行のアポロ4号から6号までと、事故を起こしてキャンセルされたアポロ1号に装備されていた。 Block II でメモリと命令セットを拡張することが決定されたが、Block I の制限の多い3ビットのオペコードと12ビットアドレスという構成が変わらなかったのは興味深い。様々なトリックを使って命令が追加された。例えばある特定のメモリアドレスに参照アクセスすると特定の機能が動作するなどといったことである。実際、前述したようにアドレス25に対するINDEX命令は割り込みからの復帰を意味していた。同様に、INDEX 17 を実行するとINHINT命令(割り込み禁止)を意味し、INDEX 16 は逆に割り込み許可(RELINT)を意味した。他の命令は特別なINDEX命令であるEXTEND命令を使って実装された。EXTEND命令はオーバーフロービットを使って3ビットのオペコードを拡張する。アドレス空間を拡張するためにBank(固定)とEbank(拡張RAM用)レジスタが使われた。ある時点でアクセスできるメモリバンクは、これらのレジスタを使わずにアクセスできる先頭の3バンクと、Bankの指すバンクとEbankの指すバンクだけであった。さらにBankレジスタが指定できる範囲を超えてROMが実装されたためにSbankレジスタが最後の4Kワードにアクセスするのに使われた。バンクをまたがるサブルーチンコールでは、いったんfixed-fixedメモリを経由してコール元のバンクをセーブ/リストアする必要があった。
※この「Block II」の解説は、「アポロ誘導コンピュータ」の解説の一部です。
「Block II」を含む「アポロ誘導コンピュータ」の記事については、「アポロ誘導コンピュータ」の概要を参照ください。
「Block II」に関係したコラム
FXのチャート分析ソフトMT4で10分足や2時間足などを表示するには
FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)では、次の時間足の表示ができます。ティック1分足5分足15分足30分足1時間足4時間足日足週足MT4では、10分足や1...
- Block IIのページへのリンク