BETA.INV 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
β累積確率密度関数 (BETA.DIST) の逆関数の値を返します。
確率 = BETA.DIST(x,...TRUE) であるとき、BETA.INV(確率,...) = x という関係が成り立ちます。β分布は、プロジェクトの立案時に、予測される完成日数と公差によって、完了可能日時を計算するために使用できます。
書式
BETA.INV(確率,α,β,[A],[B])
- 確率 必ず指定します。β確率分布に伴う確率を指定します。
- α 必ず指定します。確率分布に対するパラメーターを指定します。
- β 必ず指定します。確率分布に対するパラメーターを指定します。
- A 省略可能です。x の区間の下限を指定します。
- B 省略可能です。x の区間の上限を指定します。
解説
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- α <= 0 またはβ <= 0 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 確率 <= 0、または確率 > 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- A および B を省略すると、標準累積β分布が使用され、A = 0 および B = 1 として計算が行われます。
確率の値が指定されると、BETA.DIST(x, α, β, A, B) = 確率となるような値 x がシークされます。したがって、BETA.INV 関数の精度は BETA.DIST 関数の精度に依存します。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
BETAINV 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
指定されたβ分布の累積β確率密度関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = BETADIST(x,...) であるとき、BETAINV(確率,...) = x という関係が成り立ちます。β分布は、プロジェクトの立案時に、予測される完成日数と公差によって、完了可能日時を計算するために使用できます。
重要 この関数は 1 つまたは複数の新しい関数に置き換えられ、精度が向上していたり、関数の名前が用途をより適切に示すものに変更されていたりします。この関数は、以前のバージョンの Excel との互換性を維持するために引き続き使用できます。ただし、下位互換性が必要ない場合、新しい関数の名前はその機能をより正確に表しているため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
新しい関数の詳細については、「BETA.INV 関数」を参照してください。
書式
BETAINV(確率,α,β,[A],[B])
- 確率 必ず指定します。β確率分布に伴う確率を指定します。
- α 必ず指定します。確率分布に対するパラメーターを指定します。
- β 必ず指定します。確率分布に対するパラメーターを指定します。
- A 省略可能です。x の区間の下限を指定します。
- B 省略可能です。x の区間の上限を指定します。
解説
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- α <= 0 またはβ <= 0 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 確率 <= 0、または確率 > 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- A および B を省略すると、標準β分布が使用され、A = 0 および B = 1 として計算が行われます。
確率の値が指定されると、BETADIST(x, alpha, beta, A, B) = 確率となるような値 x がシークされます。したがって、BETAINV 関数の精度は BETADIST 関数の精度に依存します。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
Weblioに収録されているすべての辞書からBETAINV 関数を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- BETAINV 関数のページへのリンク