Bによる三男への壮絶な虐待
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:42 UTC 版)
「篠栗男児餓死事件」の記事における「Bによる三男への壮絶な虐待」の解説
虐待のストレスによる三男の臓器一部委縮が捜査関係者への取材で判明しており、これは日常的に食べ物を与えられないなど強いストレスを受けた子供に確認される特徴とされている。BはAに食事を差し入れている際に兄弟毎に食べさせる量を変えるように指示し、長男には米を茶わんいっぱいにさせ、次男には少し減らさせ、三男には長男の半分にするなどしたり、三男には約10日間何も食べさせられず水しか飲んでいない時もあった。Bは「子供が太っていたら療育費が取れない。監視カメラで見張ってる」「監視カメラでボスが見ているため厳しくしつけないといけない」と言って食事制限を命令し、「留守番練習」として三男を自宅部屋で1人にさせ、無断で外に出たり食べ物を口にしたりすると食事を与えずに押し入れに閉じ込める・叩く虐待を行った。三男は幼稚園にて「昨日はたくさんご飯が食べられたよ」と話し、食べ物の絵を描いたりしていた。三男は2019/11に幼稚園を休み始めた後に退園。三男の死亡前に三男に歩行困難などの異変が起きていたにも関わらずにBは「仮病」「寝れば治る」などとAに言って適切な対応をしていなかった。三男の死亡当日も三男が搬送される数時間前にBは「大丈夫、大丈夫」などとAに言ってAの家を後にしていた。起訴状によると三男死亡後もBによる詐取は続いたが、2020年6月の県警による任意聴取後にAはトラブルが全てBのでっち上げた架空であったことを知った。三男は小学生の兄2人と仲が良く、亡くなる少し前には母親 Aを気遣うような言葉を口にしたこともあった。
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