Asiabatta kyotensisとは? わかりやすく解説

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キョウトゴキブリ(成虫)

キョウトゴキブリ Asiabatta kyotensis (Asahina)

キョウトゴキブリ(成虫

形態
 体長15~18mm、体は全体的に光沢のない茶褐色雌雄ともに翅は腹端まで達するが雌はやや短く前翅前縁基部に黄条があり、幼虫全体濃茶褐色である。チャバネゴキブリ科では大型種類
生態
 キョウトゴキブリは屋外生息種であるが、屋内侵入し害虫となる。食品工場食品市場食品店、食堂観光地土産物店などでの発生事例知られている。
 成虫初夏出現し産卵開始し、夏までに孵化した幼虫大型幼虫にまで成長して越冬し翌年成虫になる。この時成虫にならず、あるいは過剰脱皮して再度越冬することもある。秋に孵化した幼虫は、ある程度成長した状態で越冬し翌年大型幼虫になるが羽化せず、終齢または過剰脱皮して再度越冬した後、次年の夏に羽化する。飼育条件では、幼虫期間は25で5ヶ月28で3ヶ月であり、成虫平均30個の卵が入った卵鞘を6~7日間隔で一生の間に約15回産む(緒方1998)。
 生息環境は、常時水分補給可能な場所で、食堂厨房工場の洗冷蔵放流水がある周辺土間積荷湿潤な路地などがあげられる屋外の生活では越冬の関係から1世代に2~3年かかると推定されている。



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