卵鞘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/28 08:48 UTC 版)
ゴキブリは卵鞘が特徴的である。トウヨウゴキブリの黒みがかった褐色の卵鞘は、1~1.2センチほどの大きさになり、境界のあいまいな仕切りの中には16~18個ほどの卵が収まっている。これらの卵鞘は交尾から1日ほどで形成され、基本的に形成から1~2日ほど、遅くとも7日後までに、なるべく安全な場所に産みつけられるか、あるいは経口分泌によって孵化に適した土壌に張りつけられる。色は、最初は黄色っぽい白であるが、だんだん赤みがかり、最後には黒褐色となる。0℃以下の気温では生存できない。気温が29.5℃の場合は42日ほどで孵化し、21℃の場合は81日ほどで孵化する。
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