Apple Books Store
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 04:44 UTC 版)
「Apple Books」の記事における「Apple Books Store」の解説
Apple Books Store(iOS 11までの名称はiBooks Store)とは、iOS 4.0以降が動作する端末(iPad、iPhone、iPod touch)およびOS X 10.9以降を搭載したMacにePub形式の電子書籍をダウンロード販売するシステムである。Apple Booksで購入した電子書籍を、WindowsやLinuxといったコンピュータにダウンロードして読むことはできない。 Appleから電子書籍購入することでApple Booksの本棚でApple Book Storeからダウンロードした電子書籍を表示できる。端末間で同期することが可能なため、読んでいる本の続きを別の同期した端末で読むことができる。 iPadのお披露目に際し、ペンギンブックス、ハーパーコリンズ、サイモン&シュスター、マクミラン出版社、アシェット・ブック・グループがiBooks Storeに書籍を供給することを表明した。2010年1月27日の発表で追加の出版社を参入のために招待した。また、プロジェクト・グーテンベルクからの無料書籍3万冊以上、自費出版のスマッシュワーズ(英語版)からも供給されるようになった。 iPadのイベント前、マグロウヒルCEOのテリー・マグロウ(英語版)がCNBCのエリン・バーネットにiPadの発売をほのめかしたとされ、噂を扱ったサイトによって早期に広められ、主要マスコミもiPadの機能について報じるようになった。マグロウヒルはAppleのイベントでのiPadのプレゼンテーションに呼ばれなかったが情報を漏らしたことによる措置によるものという憶測が広がった。しかし、マグロウヒルはマグロウが情報を漏らしたわけではないとし、イベントへの参加は考えていなかったと弁明した。 2011年、Appleのスポークスパーソンは「もしアプリケーション外で書籍を購入できる機能がアプリケーションに付けたらアプリ内購入機能も同時に付けなければならない」と声明を出した。Appleが持つ30%のシェアはアプリ内購入によるものであることに起因し、他の書店による競合電子書籍アプリの財政的実行可能性は未知数であることにもかかわらず、iBooks Storeは未だに著作権切れ著作物を除く書籍にアクセスできていない。
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