AMX 50 "120 mm"とは? わかりやすく解説

AMX 50 "120 mm"

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 05:06 UTC 版)

AMX-50」の記事における「AMX 50 "120 mm"」の解説

第三AMX-50計画1951年8月開始された。先行10両がDEFA (Direction des Études et Fabrications d'Armement)によって製作され最初に完成したのは1953年である。このタイプIS-3やT-10などソ連軍重戦車脅威への対応のため、120mm砲を搭載したのである大型火砲装備するために砲塔大型化し、このタイプでも揺動砲塔採用決定した装甲増強されている。これらの改良のために重量は59.2トンまで増加している。1954年から1955年までこのタイプをさらに重戦車化することが目指され、surblindéと呼ばれるIS-3のような低い砲塔に高い車体持ち重量64トン達すAMX-50装甲増強型製作された。この過程サスペンション補強行われたが、機械的な信頼性のために、1956年から1958年にかけ、車体全高低めることで57.8トンまで重量低減試みられた。これはsurbaisséという車高低減型として生産されたが、砲塔は再び背の高いTourelle D(第4の砲塔となったこれまでマイバッハエンジン使い続けてきたが、出力1,000馬力望まれており、1955年特別に組まれ設計陣がドイツとの協力得て開発取り組んだ楽観的に見積もって65km/hにまで速度向上するように計画された。AMX-50最終型含めて5種類プロトタイプ製作された。 1950年に、M4の車体ベースにした戦車駆逐車として120mm自走砲作られた。この車両フェルディナン・フォッシュから名前を取りCanon Automoteur AMX 50 Fochと名付けられプロトタイプ完成した。これはAMX-50 100mm戦車長距離からの砲撃支援提供する目的開発されたが、120mm型が開発されたため計画破棄された。

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