4代目(2014年-2021年)W205/S205/C205/A205
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「メルセデス・ベンツ・Cクラス」の記事における「4代目(2014年-2021年)W205/S205/C205/A205」の解説
日本では、2014年7月11日にセダンが発表され、ステーションワゴン、クーペとカブリオレが順次導入された。テーマは、「アジリティ」と「インテリジェンス」。キャッチコピーは、前期モデルが「メルセデスの本気」、後期モデルが「メルセデスの自信」。 パワートレインは、従来から設定されている「BlueDIRECTターボエンジン」を積んだガソリンエンジンモデルに加え、新たに「BlueTECエンジン」を積んだディーゼルエンジンモデルや上記のガソリンエンジンに高出力モーターを組み合わせた、プラグインハイブリッドモデルも用意されている。 内外装とも、先代よりもさらに質感を高め、大幅なバリューアップを実現している。外装のデザインは先代モデルに引き続き、「スタンダード」、「アバンギャルド」、「AMGライン」、「Mercedes-AMG」の4種類で、「エクスクルーシブ」は日本仕様の通常モデルでは用意されていないが、セダンの一部の限定車には、「エクスクルーシブ」デザインの仕様が台数限定で用意された。 内装のデザインは、上のクラスに位置するメルセデス・ベンツ・W222やメルセデス・ベンツ・W213と共通点を感じる部分が多く、全体の質感としては、Dセグメントとは思えないほどになった。また、クラス初となるエアサスペンション『AIRMATICアジリティパッケージ』を設定している。ボディは、先代モデルよりもアルミニウムを多用し、約50%使用した。そして、エンジンを改良したことにより、燃費性能を最大で30%向上させた。 メルセデス・ベンツが得意とする、安全運転支援システムもメルセデス・ベンツ・W222譲りのものにバージョンアップ。2つのステレオカメラと6つのレーダーで周囲の状況を把握し、運転を支援する。『アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)[旧:PRE-SAFE®︎ブレーキ(歩行者検知機能付)]』やさらに進化した『ディスタンスパイロット・ディストロニック&ステアリングパイロット[旧:ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付)]』などを搭載した「レーダーセーフティパッケージ」を全グレードに設定した。 ステーションワゴンでは、グレードを選びやすく、また納車までの待ち時間の短縮を目的として、オプションの設定を少なくしているため、セダンではオプション設定されている装備が標準装備として設定されていたり、グレード化されているものがあり、セダンとステーションワゴンでは、同じグレードであっても装備に違いがあり、価格差が大きいことがある(前期モデルのみ)。 後期モデルでは車体のおよそ半分に相当する6500点もの部品を刷新し、メーカー自らが「Cクラス史上もっとも大規模なフェイスリフト」と主張しているほどである。 詳細は「メルセデス・ベンツ・W205」を参照
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