3代目 ローバー・100シリーズとは? わかりやすく解説

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3代目 ローバー・100シリーズ(1994 - 1998年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 20:40 UTC 版)

ローバー・メトロ」の記事における「3代目 ローバー・100シリーズ(1994 - 1998年)」の解説

1994年秋に登場した3代目は「メトロ」を名乗らず海外販売されていた先代メトロの名である「100シリーズ」が統一名称となったエクステリア一新されたものの、メカニズムはほぼそのまま先代より継承され、1.1Lのガソリンエンジン搭載した111」と1.4Lのガソリンエンジン搭載したモデル114」がラインナップされていたが、100では新たにプジョー製1.5Lディーゼルエンジン搭載したモデル115」が追加された。 豊富なボディカラーとクロムトリムによってプレミアム性を高めインテリアにもトリム使用して高級感上げたが、基本設計メトロのままのため、当時ライバル車比べる車内スペース狭かった。さらに100には一部モデル除いてABSパワーステアリングなども搭載されておらず、装備乏しさなども批判対象にされた。結局100フェイスリフトはされたものの、根本的な所ではメトロと何も変わっていなかった。 エアバッグサイドインパクトバーなどの安全装備搭載されていたが、基本設計1970年代のままで安全性問題があり、1998年2月ユーロNCAP衝突試験の「Adult Occupant Rating部門では星1つの評価下された唯一のクルマとなってしまった。他の部門でも星2〜3つ程度評価し下されず、衝突試験では前方側面ともドライバー全身怪我を負う危険性があることが分かった経済性良さ値段の手頃さにも関わらずデザイン品質スペックなどの面で同クラスライバル車よりはるかに劣っていたことで、市場での売れ行き極めて低調なものであった1998年生産終了ローバーではミニデザイン受け継いだ新型メトロを後に発表しそれまで10025でつなぐという計画練られていた。しかし、当時オーナーであったBMWローバー部門をフェニックス・コンソーシアムに売却したため、計画白紙となる。BMWメトロ後継車25MGZRとしていたが、実際メトロよりボディサイズ若干大きかったため、厳密に後継車とは言えなかった。その後2003年メトロと同クラスのシティローバーが発売されたが、知名度の面でメトロ100に並ぶことができなかった。 114 111リア インテリア

※この「3代目 ローバー・100シリーズ(1994 - 1998年)」の解説は、「ローバー・メトロ」の解説の一部です。
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