2017シーズンJ1・J2ライセンス
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「Jリーグクラブライセンス制度」の記事における「2017シーズンJ1・J2ライセンス」の解説
2016年9月28日、Jリーグは2017シーズンのクラブライセンスのうち、J1・J2のライセンスについて、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)による審査結果を発表した。J1・J2ライセンスの申請を行ったのはJ3の6クラブを含む46クラブ(前年から2クラブ増)で、前年債務超過からJ2ライセンス申請を見送ったガイナーレ鳥取と、新たに鹿児島ユナイテッドFCが申請を行っている。このほか、ブラウブリッツ秋田もJ2ライセンス申請の検討を行ったが、現段階では施設条件(スタジアム基準)をクリアできる見込みがない状況と判断し、申請を見送った。 申請した46クラブのうち鹿児島を除く45クラブにライセンスが交付された。新スタジアムの完成する北九州、スタジアム改修とクラブハウス新設を行う山口、トレーニング施設とクラブハウスの新設を行う群馬が新たにJ1ライセンスを取得(群馬は前年のJ2ライセンスからの復帰) し、J1ライセンスは40クラブが取得、J2ライセンスは昨年申請見送りとなった鳥取を含めた5クラブに交付されることとなった。また、「判定に付帯する経営上の是正通達」に該当するクラブはなかった。 一方、鹿児島については、ホームスタジアムである鹿児島県立鴨池陸上競技場がJ2ライセンス基準を満たさないとの理由から「ライセンス不交付」との判定となった(J1・J2のクラブライセンス制度導入後、不交付の判定となったクラブは初めて)。これについて、鹿児島は記者会見の席上で「(2020年の燃ゆる感動かごしま国体に向けた改修工事のため)ホームスタジアムにおいてホームゲームの80%以上を開催できることが書面で合意されていない」点と「(改修工事に伴い2016年にメインスタンドが使用不可になるため)シーズン中を通して観客席10,000人を常時満たすことが確約できない」点が問題視され、クラブライセンス不交付の判定に至った、と説明している。 J1ライセンス(40クラブ) - 札幌、仙台、山形、鹿島、群馬、栃木、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、川崎、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、金沢、清水、磐田、名古屋、岐阜、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、福岡、北九州、鳥栖、長崎、熊本、大分 J2ライセンス(5クラブ) - 水戸、町田、長野、鳥取、讃岐 ライセンス不交付(1クラブ) - 鹿児島 なお、ホームスタジアムのトイレの数および屋根のカバー率に関するB等級基準を満たしていないクラブが31クラブあるが、このうち10クラブは「60%ルール」、または「スタジアム新設ルール」の制裁基準に基づいて制裁対象外、他21クラブは制裁対象(書類提出他)となった。 制裁対象クラブトイレ数不足 - C大阪 屋根のカバー率不足 - 栃木、群馬、大宮、柏、町田、横浜FC、湘南、甲府、松本、富山、磐田、C大阪、愛媛 トイレ数・屋根のカバー率不足 - 山形、金沢、清水、名古屋、鳥取、岡山、広島、讃岐
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