2015年 - 現在:様々な役
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「トム・ヒドルストン」の記事における「2015年 - 現在:様々な役」の解説
ヒドルストンはギレルモ・デル・トロ監督のゴシック・ホラー映画『クリムゾン・ピーク』で、降板したベネディクト・カンバーバッチに代わって主演を務めた。この映画は2014年2月からトロントで撮影が開始し、2015年10月に公開された。彼はJ・G・バラードの同名小説(英語版)を原作とするベン・ウィートリー監督の映画『ハイ・ライズ』(2015年)ではロバート・ラングを演じた。 2014年1月、ヴィランをテーマに英国俳優をフィーチャーしたジャガーの新モデルの広告キャンペーン「Good to be Bad」で、ヒドルストンはジャガーのイメージキャラクターを務めた。「Rendezvous」と題された最初のキャンペーンのコマーシャルではマーク・ストロングとベン・キングズレーと共演しており、2014年のスーパーボウルで初めて上映された。 2014年4月、ヒドルストンは続いて「The Art of Villainy」と題されたキャンペーンのコマーシャルにも出演した。こちらはFタイプ・クーペのプロモーションで、YouTubeで公開された。しかしビデオに関して「無責任な運転を奨励している」としてイギリス広告基準局(英語版)が苦情を受けた。ジャガーランドローバーはこの広告に関して、車が駐車場を出る時に「少し加速した」が、撮影には警察が出席しており制限速度に違反していないことを確認していると述べたが、ASA(イギリス広告基準局)の裁定でコマーシャルは中止された。 2014年には、ヒドルストンが1994年の伝記を原作とする2015年の伝記映画『アイ・ソー・ザ・ライト』でカントリー・ミュージック歌手のハンク・ウィリアムズを演じることが発表された。この映画はマーク・エイブラハムが監督を務め、第40回トロント国際映画祭(英語版)のスペシャル・プレゼンテーション部門で初披露された。この映画は2016年3月25日にソニー・ピクチャーズ クラシックスより公開された。 ヒドルストンはショーン・モンソン(英語版)監督の2015年のドキュメンタリー『Unity』でナレーターの一人を務めた。ヒドルストンは、ジョン・ル・カレのスパイ・探偵ものの同名小説(英語版)を原作とした2016年のテレビ・ミニシリーズ『ナイト・マネジャー』でジョナサン・パインを演じた。このシリーズはヒュー・ローリーとの共演で2015年春に撮影が開始され、BBCとAMCで放送された。 2017年、ヒドルストンはレジェンダリー・ピクチャーズのキングコング映画『キングコング:髑髏島の巨神』に出演した。この映画はジョーダン・ヴォート=ロバーツが監督を務め、3月10日に公開された。また、2017年11月3日に公開された『マイティ・ソー バトルロイヤル』では再びロキを演じ、続く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)にも同役で出演した。2019年3月5日から6月1日にかけてハロルド・ピンター・シアター(英語版)で上演された、ジェイミー・ロイド(英語版)が演出を務めるハロルド・ピンターの舞台『Betrayal』のリバイバルで主演のロバートを演じた。
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