2015年 - 現在:国際的評価の確立
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2015年9月16日に、主演映画『王の運命 -歴史を変えた八日間-』が公開。この作品でソンは王位継承正統性議論に苦しむ英祖を演じ、620万人の観客を動員。同年9月にキム・ジウン監督との4作目となる『密偵』は、観客動員数750万人を突破した。2017年、映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』で、『義兄弟 SECRET REUNION』でも協働した映画監督チャン・フンと再会。1980年5月の光州民主化運動を背景に、ソウルでタクシー運転手として働く主人公マンソプを演じた。観客動員数は1,200万人を超え、作品は第90回アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作に選出された。翌2018年、ウ・ミンホ監督作『麻薬王』にイ・ドゥサム役で主演。翌年の2019年にはポン・ジュノ監督映画『パラサイト 半地下の家族』でポン監督作品に6年ぶりに出演した。作品自体は米アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞ならびにカンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得するなど国際的に高い評価を受け、ソン自身もロサンゼルス映画批評家協会賞助演男優賞ならびに全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞。また、2019年に開催された第72回ロカルノ国際映画祭にて、映画界に貢献した俳優に贈られるエクセレンスアワードを受賞した。2020年、ニューヨークタイムズが選ぶ「21世紀の偉大な俳優25人」の6位に選出された。 2022年、是枝裕和監督作品の『ベイビー・ブローカー』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、韓国人俳優として初の快挙を成し遂げた。
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