2013_PS13とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 2013_PS13の意味・解説 

2013 PS13

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 18:46 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
2013 PS13
視等級 (V) < 17.7[1]
分類 小惑星
軌道の種類 アポロ群[2]
地球近傍小惑星[2]
金星横断小惑星
地球横断小惑星
火星横断小惑星
発見
発見日 2013年8月7日[1]
発見者 OAM天文台英語版[1]
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 1.5050(2) AU[2]
近日点距離 (q) 0.62366(3) AU[2]
遠日点距離 (Q) 2.3629(3) AU[2]
離心率 (e) 0.58560(8)[2]
公転周期 (P) 674.4(1) 日
(1.85 年)[2]
軌道傾斜角 (i) 000.64645(9) 度[2]
近日点引数 (ω) 268.4033(3) 度[2]
昇交点黄経 (Ω) 140.6791(2) 度[2]
平均近点角 (M) 271.29(2) 度[2]
EMoid 0.000319288 AU[2]
(47764.8 km)
前回近日点通過 JED 2455892.3
(2011年11月26日)
次回近日点通過 JED 2456566.682(4)
(2013年10月1日)[2]
物理的性質
直径 12 m[3]
質量 2200 t
(2.2 × 106 kg[3])
絶対等級 (H) 27.485 ± 0.37077[2]
衝突のリスク
トリノスケール 0[3]
パレルモスケール 最大:-6.47
累計:-6.46[3]
衝突確率 0.00050 %[3]
衝突速度 20.55 km/s[3]
衝突エネルギー 110 キロトン[3]
(4.6 × 1014 J)
別名称
別名称
2013 PS13[2]
K13P13S[1]
Template (ノート 解説) ■Project

2013 PS13 とは、アポロ群に属する地球近傍小惑星の1つである[2]

物理的性質

2013 PS13 の絶対等級は約27.5等級と極めて微小な天体であり[2]、直径12m、質量2200トンと推定されている[3]

軌道の性質

2013 PS13協定世界時2013年8月7日22時5分にOAM天文台英語版で発見された[1]。発見から約31時間後の8月9日5時21分に、地球から20万4400kmのところを通過した[2]。これは月の軌道の約53%の距離に相当する。最接近時には1分あたりで200秒角も移動していた[4]

軌道長半径火星軌道とほぼ同じ約2.25億km (1.505AU) であるが、軌道離心率は約0.587とかなり楕円形である。このため近日点距離は金星軌道の内側である約0.93億km (0.624AU) 、遠日点距離は小惑星帯に相当する約3.54億 (2.363AU) である。このため金星・地球・火星にそれぞれかなり近い距離を通過する。しかし、発見から約2日後の2013年8月9日までの56回の観測を最後に行方不明となっているため、軌道の計算精度が荒い。例えば2082年の地球への接近は最接近時刻が11月10日から13日の36時間に広がっており、最小距離は約7.52万km (0.000503AU) 、最大距離は約1444万km (0.0965AU) とかなり広がりがある。なお、地球軌道との最小距離は約4万8000km (0.000319AU) である[2]

出典

[脚注の使い方]

「2013 PS13」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2013_PS13」の関連用語

2013_PS13のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2013_PS13のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの2013 PS13 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS