2007年度提出議案
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「国連緊急平和部隊」の記事における「2007年度提出議案」の解説
提出議案名:H. RES. 213 提出会議名:第110回アメリカ合衆国連邦下院議会 付託委員会:外交委員会 提出日:2007年3月5日 提出者(所属政党別記・載順): 【主提案者】- 1名民主党 アルバート・ウィン議員 【共同提案者】- 8名共和党 ジム・ウォルシュ議員 民主党 ジョン・コンヤーズ議員 民主党 ドナルド・ペイン議員 民主党 アール・ブルメナウアー議員 民主党 バーニー・フランク議員 民主党 エディ・ジョンソン議員 (議案提出後、2007年3月14日に追加) 民主党 マイク・マクナルティ議員 (議案提出後、2007年3月14日に追加) 民主党 ベティ・サットン議員 (議案提出後、2007年4月30日に追加) 概要:(差分) 連邦政府は、スーダンのダルフール地域において、集団殺害罪、戦争犯罪および人道に対する罪が犯されていることを知った。 2005年の世界サミットで、国家が集団殺害、戦争犯罪および人道に対する罪を防ぐ能力がないあるいはその意志がないときには、国際社会に介入する権利と義務が存在するという宣言が、多くの国連加盟国によって採択されている。 2005年の世界サミットで、国連総会で採択された国連安全保障理事会の責任と行動に関する文書を150ヶ国以上の首脳が署名している。 2006年度国家安全保障戦略(2006 National Security Strategy)は、人道的危機の予防と潜在破綻国家を強化することは合衆国の国益に合致すると明記されている。 UNEPSは、平和協定実施の初期過程における予備部隊の即時派遣を支援することができる。 仮に、スーダン政府と反政府軍の間でダルフール協定が結ばれた、2006年5月の時点でUNEPSが存在していれば、協定が反故にされ、多くの人々が命を失ったり失踪する前に迅速に部隊を派遣することができた。 イラクでいまも続く多宗派・多民族による大量殺害罪および人道に対する罪が犯され続け、イラク政府にこれらの犯罪から自国民を保護する能力がない場合、国際社会は国連を通じて、イラク国民を保護する責任を行使すべきである。 仮に、国連安全保障理事会およびイラク政府が、イラクにおける各宗派による平和協定実施の監視にあたり、平和維持部隊を必要としまたUNEPSがその時点で実在していれば、UNEPSは協定の実施を促進する機会を失うことなく、従来の国連平和維持部隊が派遣される前に、あるいは派遣済みの平和維持部隊を支援する目的で、直ちに派遣できる。 UNEPSは、12,000~18,000人の人員で構成され、文民、警察、司法、軍隊および救援のプロフェッショナルらによって成り立つ部隊である。
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