2号館・5号館の耐震不足、閉鎖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:56 UTC 版)
「川口オートレース場」の記事における「2号館・5号館の耐震不足、閉鎖」の解説
2017年3月27日、川口市は昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建てられた大規模建築物の耐震診断結果を公表し、2号館・5号館が震度6以上の大規模地震で「倒壊・崩壊の危険性が高い」という結果になり、川口市は2019年度中に建物の利用を停止する予定を決定した。 2018年7月12日より、場外発売日に限り、閉鎖されることとなった。 2019年2月26日、「川口市議会 平成31年3月定例会一般質問」にて稲川和成議員より、「川口オートレース場の施設整備について (1)耐震性のない2号館・5号館の取り扱いについて・(2)具体的なスケジュールについて」の質問に対し、市担当者の回答は以下の通り(1)耐震性のない2号館・5号館の取り扱いについて2号館及び5号館の取り扱いについては、まずはレースの早期再開と来場者の安全確保を優先した必要最小限の措置を講じていくこととした。具体的な措置としては、レースの実施に不可欠な審判カメラ棟を確保。また、2号館については、利用しているスタッフ、機材等の移転を実施するとともに、建物の一部を取り壊して新審判棟を整備する予定。さらに、2号館のその他の部分及び5号館については、塀で囲い、立ち入りを禁止とし、来場者の安全確保に努める。 (2)具体的なスケジュールについて具体的なスケジュールは、2号館及び5号館は2020年(令和2年)1月5日のニューイヤーカップ終了以降、入場ができなくなる。また、2020年(令和2年)4月以降のレース開催に支障がないよう、電気の切回し工事、走路内審判カメラ棟の新築、2号館の一部と5号館の安全対策工事などを適宜実施して参る予定。さらに並行して、新審判棟建設のため、2号館の一部を解体し、2022年(令和4年)2月頃の完成を目指す。 2021年3月、川口市は5号館の解体などを計画していると埼玉建設新聞が報じた。約4000席以上を有するスタンド席を取り壊し、緩やかな勾配のある観覧広場として整備する見通し。設計を2022年3月までに仕上げ、その後工事に移っていく。解体後に関しては観覧広場(2000~3000㎡)、管理事務所(S造平屋、床面積300~500㎡)、防音壁(約15m)などの整備を想定している。 2022年1月13日、「令和3年度1月 川口市公営競技事業運営協議会専門委員会」にて川口オート側より施設整備について説明。内容は以下の通り現在工事中の審判棟は、令和4年9月末に完成予定。 5号館は、改修実施設計が令和3年度中に終わり、令和4年7月から解体・防音壁設置・観覧広場建設(椅子がなくなりフラットに)・照明灯設置で、令和7年12月末に完成予定。 5号館改修工事に伴う立入禁止区域は、5号館後方、ちびっこランド、自転車置き場、北門も閉鎖予定(正門のみの利用となる)。ただし、駐車場は残す。
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