1960年12月-1963年3月
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「国鉄157系電車」の記事における「1960年12月-1963年3月」の解説
1960年12月までに2次車16両が落成し、同月10日から臨時特急「ひびき」の増発が年間を通じて可能となった。また、年末年始の「日光」減車もこの年以降は行われなくなっている。 「ひびき」編成(使用1本) ← 大阪 東京 → 1960年12月10日 - 1961年1月31日 クモハ157 モハ156 サロ157 サハ157 モハ156 クモハ157 + サロ157 サハ157 モハ156 クモハ157 1961年2月1日 - 1963年4月19日 クモハ157 モハ156 サロ157 サハ157 モハ156 クモハ157 「日光」編成(春 - 秋期使用2本・冬期1本)は変更なし。 予備車 1編成+McM'ユニット2組+Ts1両+T1両 1961年(昭和36年)4月1日から、前年の上り「日光」伊東延長運転をそれまで回送であった下りにも設定して発展させる形で伊豆と日光の両観光地を直結する季節準急「湘南日光」を伊東 - 日光に運転。 本列車は季節により利用状況が異なるものと推定されたことからシーズンにより日光 - 東京「第2日光」と東京 - 伊東「臨時いでゆ」に分けて運転するケースもあった。 このほか繁忙期には定期運用の間合いと予備車を活用して上野 - 黒磯臨時準急「ゆのか」や「臨時日光」にも充当された。 1960年12月20日から1961年1月31日まで 10両編成の「ひびき」が運転された。 1961年10月1日のダイヤ改正では、「ひびき」が季節特急に格上げとなり最大2往復に増発された。また「ゆのか」「臨時日光」への充当が継続した。 1963年(昭和38年)には以下の変更を実施。 本系列の冷房改造ならびに編成変更実施で不足となる予備車確保の名目でサロ157-6を新造 3月25日より東北本線・日光線での運用を以下に変更「日光」は引き続き本系列を充当。全車両の冷房化を実施。 「中禅寺」「なすの」「湘南日光」は165系へ置換え。日光 - 黒磯の快速については列車の存廃を含めて不明。
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