1960年、70年代とは? わかりやすく解説

1960年、70年代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 16:50 UTC 版)

プログラマ」の記事における「1960年、70年代」の解説

1960年代には、行政手続の際職業プログラマ記述し窓口拒絶された話が残っている。この頃は、1952年商用コンピュータIBM発売して幾分経過したとは言え多くプログラマ国防関係の機関所属であったり、学術研究機関所属である場合多く社会的にプログラマとして認知されていたわけではなかった。プログラミング言語登場コンピュータ高度化により、プログラミング処理の幅が広がってくるに従い商業利用拡大していくと、さまざまな企業ニーズ合わせプログラマとして企業雇用増えてくる。また、IBM701シリーズからオペレーティングシステムOS)が本格的に普及し始めた事により、「ハードウェア」・「ハードウェア操作するOS」・「OS上で稼動するソフトウェア」の分立が始まる。これらにより、プログラマ機械従属的な操作基盤部分開発から徐々に解放され、より創造的なソフトウェア構築シフトして行くことになる。 1970年代に入ると、パーソナルコンピュータ登場するようになり、それに伴いパッケージソフトウェア開発盛んになってくる。また、コンピュータ処理能力増大し商用利用以外にも、ゲームなど娯楽部門にも転用されるようになってくる。コンピュータの多分野進出すると、それに伴い徐々に社会的に職業として認知されるようになってくる。これらの結果1970年代後半に入ると様々な需要即したプログラミング言語OS・コンピュータメーカの乱立始まり一種戦国時代とも言える状況出現すると、増大する需要にともないプログラマ深刻な不足が問題化したこの頃の主要プログラミング言語アセンブラCOBOLFortranBASICそして1973年登場したC言語であり、また、その他膨大な数のプログラミング言語登場しては、消えていった。また、スーパーコンピュータ・メインフレーム・オンラインシステム・ワークステーション・パーソナルコンピュータ・マイコン・工業用ロボットなどの組み込みシステム・ゲームなどの様々なカテゴリ分け発生していき、プログラマ達はそれぞれに特化していくようになる

※この「1960年、70年代」の解説は、「プログラマ」の解説の一部です。
「1960年、70年代」を含む「プログラマ」の記事については、「プログラマ」の概要を参照ください。

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