1863年の規則とは? わかりやすく解説

1863年の規則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 05:48 UTC 版)

サッカー競技規則」の記事における「1863年の規則」の解説

1863年の規則は初めエベネーザー・コッブ・モーリー(英語版)によって起草され、新たに設立されFA会合において1863年12月8日承認された。「協会式(アソシエーション)」フットボール(つまりサッカー)はこの時に始まった考えることができ、この規則採用しなかったクラブ行われていた競技ラグビーフットボールへと発展した1863年12月5日承認され、『ベルズ・ライフ・イン・ロンドン(英語版)』で公開され1863年フットボール協会規則以下の通りである。 グラウンド最大長は200ヤード (183 m)、最大幅100ヤード (91 m)、長さと幅は旗によって目印付けものとする; ゴールは、ひもや棒が渡されていない、8ヤード(7.3メートル離れて立てられた2本の直立したポスト定義されるものとする陣地決めるためのコイン投げを行うものとし、試合コイン投げ負けた側によるグラウンド中央からのプレースキック開始するものとする; 相手側はキックオフされるまでボール10ヤード (9.1 m)以内接近してならないゴール得点)が決まった後、決められた側はキックオフ資格を得るものとし、ゴールが決まるたびに陣地交換するものとするゴールは、ボール投げたり前に落としたり(ノックオン)、手で持って運んだりすることなくボールゴールポストの間あるいはゴールポストの間の空間の上を(どんな高さでも)通過した時に得点となるものとするボールタッチタッチライン外側)にある時、ボール最初に触れたタッチした選手が、ボールグラウンド出た境界線上の地点から、境界線から直角の方向向けてボール投げるものとし、ボールグラウンド触れるまではプレー中(イン・プレー)ではないものとする選手ボール蹴った時、相手側のゴールラインに近い方に位置している味方チーム選手全員プレー外(アウト・オブ・プレー)であり、イン・プレーになるまでボール触れたりボール触れようとするその他の選手いかなる方法でも妨害してならない; しかし、ゴールライン後方からボールキックオフされた時はどの選手プレー外ではない。 ボールゴールライン後方行った場合、もしゴールを守る側の選手初めボール触れたならば、そのチーム選手は、ボール触れられた場所のゴールライン挟んで反対側の地点からのフリーキック権利を得るものとする。もしゴール攻める側の選手初めボール触れたならば、そのチーム選手は、ボール触れられた場所のゴールライン挟んで反対側、ゴールラインの外(註: グラウンドの中)15ヤード (14 m)地点からゴール向けたフリーキック権利を得るものとし、相手側はフリーキックが行われるまでゴールラインの内(グラウンドの外)にいなければならない。 もし選手速やかに踵で地面に印(マーク)をつけフェアキャッチ行ったら、その選手フリーキック権利を得るものとする; そのようなキックを行うためにその選手は望むだけ後方下がってよく、相手側の選手は彼がキックするまで付けられた印を越えて進んでならないボール持って走ってならないトリッピング(足を掛けて転ばせる)あるいはハッキング相手の脛を蹴る)は禁止とし、手を使って敵を押さえたり、押したりしてはならない。 手を使ってボール投げたりパスをしたりしてはならないいかなる場合でもプレー中は手でグラウンドからボール拾い上げてならないブーツソール靴底)あるいはヒール(かかと)に、突き出たくぎ、鉄製の板、あるいはガタパーチャ装着してならない。 『ベルズ・ライフ・イン・ロンドン』が報道するところによると、FA承認した12月8日会合において、ポケットサイズ版は1シリング、クラブルーム用のより大きな版は1シリング6ペンス印刷できる述べたジョン・リリーホワイトが、この規則出版することとなった

※この「1863年の規則」の解説は、「サッカー競技規則」の解説の一部です。
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