いちまるろく‐キーボード【106キーボード】
読み方:いちまるろくきーぼーど
《106 keyboard》PC/AT互換機用のキーボード。米国IBMが開発した101キーボードに、日本語入力に必要な五つのキーを追加したもの。→いちまるいちキーボード(101キーボード)
ひゃくろく‐キーボード【106キーボード】
読み方:ひゃくろくきーぼーど
《106 keyboard》⇒いちまるろく(106)キーボード
106キーボード
【英】106 keyboard
106キーボードとは、米国で使用されている101キーボードをベースとして日本語向けに拡張されたキーボードのことである。キーが106個備わっている。
101キーボードに対して、106キーボードでは、キートップにひらがなが刻印され、新たに変換キーやカタカナ/ひらがな、半角/全角キーといった日本語向けのキーが5個追加されている。キー配列も米国で採用されているASCII配列から日本語向けのJIS配列に変更されている。
106キーボードは元々、日本IBMが自社のパソコン向けに開発したもので、PC/AT互換機用の日本語キーボードとして広く普及した。その後、106キーボードをベースにWindows用のキーを追加した109キーボードが登場し、Windows 95の普及などと共に広く用いられるようになった。
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106キーボード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:53 UTC 版)
「日本語106キーボード」「OADG 106キーボード」などと呼ばれる。101キーボードをベースに、日本語入力(JIS配列)で必要な「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」などのキー(言語入力キー)を追加したもの。Enterキーは逆L字型であり、正確には102キーボードがベースともいえる。1991年に日本IBMのPS/55シリーズ用に追加された5576-A01キーボードの配列が、OADGにも採用され、DOS/VおよびPC/AT互換機の普及とともに日本で事実上の標準となったもの。 キーの内訳メインキー部分63キー(文字キー48キー、その他15キー) テンキー部分17キー(文字キー15キー、その他2キー) ファンクションキー部分12キー その他14キー 102キーボードと拡張された文字キーの数は同じだが、スキャンコードが違うためソフト的に配列を入れ替えても同じように入力することはできない。 具体的には、102キーボードの数字の1の左隣のキーはスキャンコードでは同じ位置にある「全角/半角」キーと同じである。したがって文字キーの数が一つ減ることになるが、これをBackSpaceキーを分割してキーを追加することによって補っている。同様に、102キーボードで「Z」キーの左に追加されたキーが106キーボードではない代わりに、右端にキーが追加されているが、これらのスキャンコードは同一ではない。このように文字キーの位置が異なるためそのままでは106キーボードと同様の利用はできないのである。
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