1日に割り当てられる競走数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:09 UTC 版)
「競馬の競走」の記事における「1日に割り当てられる競走数」の解説
競馬法により、1日の開催日において施行できる競走は最大12競走までとされ、通常の日中開催である場合、12競走が行われるのであれば、午前中に概ね5競走、午後に後半の7競走が行われる。通常はJRAでは午前10時前後、NARは11時前後に第1競走が行われ、最終競走は概ね16時半前後に割り当てられる。 中央競馬においては、通常の開催では東日本主場(原則として東京・中山と夏季の福島・新潟)、冬季の日没が早い時期(11-1月)は例外として西日本主場(原則として阪神・京都)、GI開催日(冬季に当たるジャパンカップ・中山大障害・有馬記念・ホープフルステークスを除く)はGIが行われる会場でのレースを発走順の一番末尾に充てている。また1日の最終競走は夏季(概ね6月-9月初め)は16:30、冬季は16:20前後、それ以外は16:25を1日の最終競走として、その発走順で一番末尾となる会場の最終競走に充てている。 日にもよるが、最終競走から数えて4つ前のレースから3競走(12レース建てでは、一般的には9・10・11レース)を特別競走に割り当て、その中でも重賞、ないしはその日の特別競走の条件で最も格の高い条件に当たる特別競走をその日のメイン競走(一般的には第11レース)として扱う。JRAの場合は、クラシック各競走、天皇賞(春・秋)、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念の開催日の当該競馬場は5競走、それ以外のGI競走や、障害の重賞・特別競走開催日、その他JRAが指定した特定開催日の当該競馬場では4競走を特別競走として指定する。 なお、通常はJRAの競馬開催において、GII以上の重賞競走、並びに3歳馬のクラシック競走に於けるトライアル競走でのリステッド競走を除く各種競走において、所定の出馬投票の締め切り後、出走申し込み馬が原則4頭以下(3歳未勝利戦のみ5頭以下)となった場合は、その競走は取りやめて行わないものとする。また、(指定)=指定交流競走、(特指)=特別指定交流競走においての[地]=地方競馬所属馬、(国際)=国際競走においての[外]=外国馬の出走申し込みがあった場合は規定頭数以下の場合であってもその競走は取りやめないものとする。但し、競走の枠順が確定し、それ以後において出走取消・競走除外が生じて結果的に4頭以下となった場合は、最終的な出走頭数にかかわらず、レースは行われるものとなっている
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