ちぎり

デジタル大辞泉

ち‐ぎり【乳切り】

読み方：ちぎり

１ 「乳切り木」の略。

２ 人の乳の高さほどに切ること。また、その長さ。

「刀の長さはつか共に—なるがよし」〈役者論語・耳塵集〉

ちぎり【契り】

読み方：ちぎり

１ ちぎること。約束。誓い。「師弟の—」

２ 男女が情交すること。「一夜の—」

３ 前世から定められた宿縁。因縁。「二世(にせ)の—」

ちぎり【扛^＝秤／杠^＝秤】

読み方：ちぎり

《「ちきり」とも》

１ 竿秤(さおばかり)の一。竿の上のひもに棒を通し、二人で担って量るもの。1貫目（3.75キロ）以上の重いものを量る。

２ 繭や卵・貨幣などの重さを量る小さな秤のこと。

日本語活用形辞書

契り、千切り

読み方：ちぎり

ラ行五段活用の動詞「契る」「千切る」の連用形である「契り」「千切り」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

契る  » 「契る」の意味を調べる
千切る  » 「千切る」の意味を調べる

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隠語大辞典

ちぎり

1. ちぎりは指輪、鎖、ネクタイピン其他金鍍金のものを真物の如く偽り売るもので、時に「ヘタリ」と同様な方法でやる場合もある。
2. にせもの売り。たとえば、鉛台金着せのユビワを、ほん物と偽り、主にへたり（客の同情に訴えて商品を売る方法）のような方法で売るものである。〔香具師・不良〕

分類 的屋、香具師／不良

契り

読み方：ちぎり

1. 契。男女情を通ずること。「一夜の契り」などいふ。
2. 〔隠〕情を通ずる事。交会する事。一夜の契、夫婦の契、二世の契などと云ふ。
3. 情を通ず。交会する。一夜の契。夫婦の契。二世の契などをいふ。
4. 情を通ずること、又交接すること。

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名字辞典

知切

名字	読み方
知切	ちぎり

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JMnedict

知切

姓	読み方
知切	ちぎり

千木良

姓	読み方
千木良	ちぎり

ウィキペディア

ちぎり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/02 05:55 UTC 版)

ちぎり、契り、千切り、チギリ

ちぎり

• 中津市の郷土料理。
• ちぎり文学賞　- 日本の文学賞。
• ちぎり絵 - ちぎった紙を台紙に貼って表現した作品。

契り

• 契り - 宗教的な約束事や宣誓、契約。
• 性行為の婉曲用法。
• 契り (五木ひろしの曲) - 1982年7月発売の、五木ひろしのシングル。

千切り

• 引き裂き - 材料を力ずくでバラバラにする行為。

チギリ

• チギリ - ベラルーシのマヒリョウ州ビャリニチ地区という村ソビエトにある地名。
• チギリ (アムール州) - ロシアのアムール州ブラゴヴェシェンスキー地区 (アムール州)にある地名。

関連項目

• 契 (曖昧さ回避)
• 約束、やくそく
• 誓い
• ティア

Weblio日本語例文用例辞書

「ちぎり」の例文・使い方・用例・文例

• 犬は侵入者のズボンからひとちぎりの生地を噛みついてとった
• 植物を指先ではさんでちぎり取ること
• 野で草を指でちぎりとる
• 男女や夫婦のちぎりの深いこと
• (草花などを)全部つまんでちぎり終える
• (草花などを)全部つまんでちぎり終わる
• 草の芽などをちぎりとるのに失敗する
• 草の芽などをちぎりとり慣れる
• (草花などを指先で)ちぎりとり始める
• (一部分を本体から)ちぎり取る
• 彼らは右手を使ってシマの一部をちぎり取ります。
• 彼らは指でバンクーを小さくちぎり，それを手のひらで転がして冷ましてから食べます。