さきがけ雷山【サキガケライザン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6668号 |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | さきがけ雷山 よみ:サキガケライザン |
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品種登録の有効期限 | ||
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 満生昌一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字雷山1401-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 満生昌一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「雷山1号」の選抜育成系統どうしを交配して得られた交雑品種であり,花は黄白色の中輪で,切り花向きのかなり早生種である。 草丈は100~129㎝,茎の直径は5.0~9.9㎜,色は緑,毛じは無,節間長は茎の中央部,止葉下ともに20~39㎜である。葉序は2/5,葉の全体の形は長楕円形,ねじれは無,葉幅は30~39㎜,葉長は12~15㎝,光沢は有,数は中,着生角度は30~59゚である。つぼみの形はⅨ型,花の向きは30~59゚,花房の形状は散形花序,全体の形はテッポウユリ型である。花径は120~149㎜,内花被の幅は60~79㎜,長さは13~17㎝,外花被の幅は40~49㎜,長さは12~15㎝である。花色は花弁の基部は淡黄緑(JHS カラーチャート3303),地色,縁部及び裏面は黄白(同2902),中肋部は浅黄緑(同3304)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0,つぼみの色は明黄緑(同3504),花弁内花被の形はⅠ型,外花被の形はⅣ型,内花被の先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅨ型,外花被の先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅧ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白,花粉の色は黄,第1花梗の長さは60~89㎜,花梗の太さは中,色は淡緑,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは15~29゚,1花茎の花数及び花の香りは中,開花期はかなり早である。 「雷山1号」と比較して,花弁内花被の反転の程度がⅨ型であること,開花期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に出願者のほ場(福岡県前原市)において,「雷山1号」の中から選抜した系統どうしを交配して得られた交雑品種であり,平成4年から交配組み合わせ検定及び特性の調査を継続し,6年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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