こう【×肴】
な【×肴】
さか‐な【魚/×肴】
読み方:さかな
《「酒(さか)菜(な)」の意》
1 (肴)酒を飲むときに添えて食べる物。酒のさかな。つまみ。「あり合わせの物を—に飲む」
2 (肴)酒席に興を添える歌や踊り、話題など。「同僚の噂話を—にして一杯やる」
[補説] 魚肉を多く酒のつまみにしたところから「さかな」が魚類をさすようになった。日葡辞書では、「肉や魚」の意と「酒を飲むときのおかず」の意とが並記されている。
[下接語] (ざかな)青魚・生き魚・川魚・口取り肴(ざかな)・小魚・強(し)い肴(ざかな)・塩魚・重肴(じゅうざかな)・酢肴(すざかな)・年取り魚・取り肴(ざかな)・生(なま)魚・煮魚・挟み肴(ざかな)・鉢肴(はちざかな)・干(ひ)魚・焼き魚
肴
読み方:フクシモノ(fukushimono)
さかな。
肴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 01:36 UTC 版)
肴(さかな)とは、酒を飲む際に添える食品を意味する語。派生して、酒を飲む際に共に楽しむ様々な対象(歌舞や面白い話題など[1])も肴と呼ばれる。酒肴(しゅこう)、酒にあてがうことからアテと呼ぶ事もある。つまみ(おつまみ)ともいう。
- ^ 小学館「大辞林」
- ^ a b c d ““酒の肴(さかな)”とおつまみの違いとは?日本酒に合う肴のレシピも紹介”. 2022年7月5日閲覧。
- ^ a b c 草川昇『語源辞典 名詞編』(東京堂出版、2003年)より「さかな」の項。
- ^ “「酒の肴(さかな)」の語源とは? 日本酒にはどんな「酒の肴」が合うのかご紹介”. 三菱食品株式会社. 2023年9月20日閲覧。
- ^ 大阪精神保健福祉協議会(編)『アルコール健康読本』(大阪府、2007年)、p.22
- ^ a b “危険! 問題飲酒 こんなときにも気をつけよう 二日酔い”. 人とお酒のイイ関係. アサヒビール株式会社. 2010年5月9日閲覧。
- ^ 玉村豊男『食卓は学校である』(集英社新書 2010年)。
肴
「 肴」の例文・使い方・用例・文例
- それを酒の肴にしよう。
- 豆腐は良い酒の肴になる。
- 居酒屋はイギリスのパブに相当するもので, 酒の肴(さかな)にちょっとした料理を出してくれる.
- 彼らは上司の悪口を肴にして酒を飲んだ.
- 酒の肴にはあっさりした物が好い
- 一行は客舎に入って酒肴を命じた
- 酒肴を整える
- 酒肴を整えて客をもてなす
- 酒と肴
- 何か肴があるか
- こいつをなぶって肴にしよう
- ビールの肴はチーズに限る
- 佳肴に飽く
- 美酒佳肴
- 一行は路傍の茶屋に休んで酒肴を命じた
- 酒肴をととのえてもてなしてくれた
- 追加して出す肴
- 肴なしで酒を飲むこと
- 口取り肴という,酒の前に出す料理
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