黒石1号【クロイシ1ゴウ】(果樹)
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登録番号 | 第13894号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | りんご | |
登録品種の名称及びその読み | 黒石1号 よみ:クロイシ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 黒石市 | |
品種登録者の住所 | 青森県黒石市大字市ノ町11番地1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐々木聖人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Malus sieversiiの自然交雑実生から育成されたものであり、果形が円、大きさが小、果皮を被う色が赤、育成地(青森県南津軽郡田舎館村)では10月上旬に成熟する品種である。樹のタイプは普通型、樹姿は中間、樹勢は中である。枝梢の太さは細、節間長は短、皮目の大きさ及び多少は中である。えき花芽の着生は中、葉身長及び葉形は長、葉縁の鋸歯は鋭鋸歯、葉色は濃緑、たく葉の形は鎌形、長さ及び葉柄の長さは短、太さは細である。花の大きさは小、花色は濃桃、花弁の形は卵である。果形は円、王冠は弱、がくの開閉は閉、果実の大きさは小、果皮の地色は黄緑、被う色は赤、被う色の強さは中、着色部縞模様の多少は無、さびの位置は側面、量は中、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは無、ろう質は少、粗滑の程度は滑である。果梗の長さは長、太さは細、肉こうの有無は無である。果心の形は長楕円、大きさは小、果肉の褐変化は弱、硬さは中、肉質は粗、蜜の多少は無~僅、甘味及び渋味は中、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは小である。発芽期及び開花期は早、成熟期は中で育成地においては10月上旬である。結果の早晩は早、後期落果は中である。「御所川原」と比較して、節間が短いこと、葉縁が鋭鋸歯であること等で、「レッドフィールド」と比較して、果実が小さいこと、果皮を被う色が赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(青森県南津軽郡田舎館村)において、M.sieversiiの自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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