鳥井信宏とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 鳥井信宏の意味・解説 

鳥井信宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 06:04 UTC 版)

とりい のぶひろ

鳥井 信宏
生誕 (1966-03-10) 1966年3月10日(59歳)
日本 大阪府
出身校 慶應義塾大学経済学部
ブランダイス大学大学院修了
職業 実業家
鳥井信一郎(父:サントリー第3代社長)
親戚 鳥井信治郎(曽祖父:サントリー創業者・初代社長)
小林一三(曽祖父:阪急電鉄第3代社長)
佐治敬三(大叔父:サントリー第2代社長)
鳥井道夫(大叔父:サントリー名誉会長)
佐治信忠(従叔父:サントリー第4代社長)
鳥井信吾(従叔父:サントリーホールディングス副会長)
テンプレートを表示

鳥井 信宏(とりい のぶひろ、1966年昭和41年〉3月10日 - )は、日本実業家サントリーホールディングス創業者・鳥井家本家の鳥井信一郎の長男で鳥井信治郎曾孫にあたり[1]、サントリーホールディングス代表取締役社長及びサントリー代表取締役社長を務める。また、公益社団法人ACジャパンの理事長も務めている。

略歴・人物

大阪府出身。日本興業銀行を経て、1997年(平成9年)サントリー入社。

ザ・プレミアム・モルツ」の戦略部長として、モンドセレクションの最高金賞を3年連続で受賞させる。2009年には欧州の清涼飲料メーカーであるオランジーナシュウェップス社を33億ドルで買収、サントリーの持ち株会社体制への移行に伴い、2009年4月にサントリーHDの執行役員、常務、専務を歴任後、サントリー食品インターナショナルの社長に就任[2]。2016年に退社してサントリーホールディングス代表取締役副社長となった[3]

非上場のサントリーでは、創業者・鳥井信治郎の次男で母方の姓を継いだ佐治敬三が2代目社長に就任し、創業者一族の鳥井家と佐治家の直系が交代して社長を4代務めており、産経新聞によると、「信宏氏がいずれ(サントリーホールディングスの)社長に就任することは、誰もが認める既定路線」という[4]

また、2023年には公益社団法人ACジャパンの副理事長に就任。翌年の2024には同団体の理事長に就任した[5]

年譜

脚注

  1. ^ 【経済インサイド】サントリー、“大政奉還”まだ早い?創業家出身の51歳副社長に課されたハードルとは - 産経新聞2018年平成30年)1月31日
  2. ^ サントリー、波紋呼ぶ「次期社長は創業家以外も」発言の真相と行方~カギは大型M&A
  3. ^ 「サントリーHD副社長に鳥井信宏氏 中長期戦略担う」日本経済新聞2015/12/10 20:05
  4. ^ 【経済インサイド】サントリー、“大政奉還”まだ早い?創業家出身の51歳副社長に課されたハードルとは - 産経新聞2018年1月31日
  5. ^ 同団体は1971年に、信宏の大叔父でサントリー第2代社長の佐治敬三によって設立され、敬三は理事長・会長を務めた。また、信宏の従叔父でサントリー第4代社長の佐治信忠(敬三の長男)も、同団体の理事長を務めている。
  6. ^ 附属池田中学校同窓会「皐城会」同窓会報11号2012年平成24年)
  7. ^ * 2025年 - サントリーホールディングス代表取締役社長 [1] - 日本経済新聞
  8. ^ 新会社「BWS」社長に創業家の鳥井信宏氏 - 毎日新聞2017年1月24日
  9. ^ サントリー株式会社
  10. ^ 新会社サントリーの社長に創業家の鳥井信宏氏朝日新聞デジタル2022年5月25日 20時00分
  11. ^ 人事、サントリーホールディングス 2023年12月13日 16:10日本経済新聞

外部リンク

先代
白井省三
サントリー食品インターナショナル社長
2011年 - 2016年
次代
小郷三朗



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鳥井信宏」の関連用語

鳥井信宏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鳥井信宏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鳥井信宏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS