香味庵クラブとは? わかりやすく解説

香味庵クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 15:35 UTC 版)

山形国際ドキュメンタリー映画祭」の記事における「香味庵クラブ」の解説

交流広場「香味庵クラブ」は山形国際ドキュメンタリー映画祭名物1989年第1回目映画祭時、上映後の深夜行き場なくなったゲスト観客たちは、コンビニエンスストア店先歩道座り込んで映画談義行っていたという。その窮状を見かね、社会奉仕活動をしている青年会議所OBらが掛け合い老舗漬物丸八やたら漬店舗併設され郷土料理店「香味まるはち」(山形市旅籠町二丁目)を、午後10時以降開放してもらえることになった毎回監督映画関係者観客による映画談義未明まで続く。この交流によって、観客から作り手へと転身する者もいる。店名に基づき「香味庵クラブ」と名付けられた。現在、山形ビューティフルコミッションを中心とするボランティア団体、さらに市民有志協力により、運営行っている。 入場料500円おつまみ飲み物付き芋煮漬物無料食べることができる。映画祭開催初期アジア経済発展途上にあり、日本でのコーヒー1杯分のお金故国家族1日生活できていた。せっかく訪れているのだから山形知って味わってもらいたいという思いから低価格集まれる場を形成した、と山形新聞掲載記事でYIDFF「やまがた映画特集コーディネーターだった富塚正輝は語っている。合言葉は「ヤマガタ行ったらコウミアンへ」「香味庵で会いましょう」。 だが、漬物需要低迷新型コロナウイルス感染拡大重なり丸八やたら漬2020年5月末で廃業することになった店舗土地東京マンション事業者に売却され、国登録有形文化財建物取り壊される見通しである。

※この「香味庵クラブ」の解説は、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の解説の一部です。
「香味庵クラブ」を含む「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の記事については、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の概要を参照ください。

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