首相経験者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:24 UTC 版)
「山口県出身の人物一覧」の記事における「首相経験者」の解説
首相官邸ホームページでは、安倍晋三首相時代は「出身地は原則として、戦前は「出生地」、戦後は「選挙区」」と定義されていた。しかし、菅義偉首相時代にこの定義は変更され、どちらの使用も可能となった。 菅直人は「出生地は山口県。高校2年生の夏まで山口県の学校。その後、父の転勤に伴い東京都の高校へ。選挙区は東京都。」なので、山口県出身で可能とされている。 安倍晋三は「出生地は東京都。小学校から大学も全て東京都の学校。選挙区は山口県(祖父:安倍寛、父:安倍晋太郎の選挙区)。」なので、山口県出身としている。 菅義偉は「出生地は秋田県。小学校から高校まで秋田県の学校。選挙区は神奈川県。」なので、秋田県としている。 山口県庁の見解では、これまで山口県出身の首相経験者は下記の9人のうち菅直人を含まない8人としてきたが、前記の定義変更より菅直人を含む9人となった。 9人は都道府県別で最多である。さらに、憲政史上の首相在任日数の上位4人は、安倍晋三、桂太郎、佐藤栄作、伊藤博文であり、山口県出身者が独占している。 伊藤博文(初代・第5代・第7代・第10代内閣総理大臣、初代貴族院議長) 山縣有朋(第3代・第9代内閣総理大臣) 桂太郎(第11代・第13代・第15代内閣総理大臣、拓殖大学創立者) 寺内正毅(第18代内閣総理大臣) 田中義一(第26代内閣総理大臣) 岸信介(第56代・第57代内閣総理大臣):熊毛郡田布施町(出生地は山口市) 佐藤榮作(第61代・第62代・第63代内閣総理大臣、ノーベル平和賞受賞、岸信介の弟):熊毛郡田布施町 安倍晋三(第90代・第96代・第97代・第98代内閣総理大臣、岸信介の孫):本籍地が長門市。東京都生まれ東京都育ち(成蹊小学校、成蹊中学校、成蹊高等学校、成蹊大学)。選挙区は旧山口1区→山口4区 菅直人(第94代内閣総理大臣):宇部市(本籍地は岡山県久米郡福渡町)。選挙区は東京7区(中選挙区制時代)→東京18区・比例東京ブロック
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