首席司祭と聖堂参事会
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「クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)」の記事における「首席司祭と聖堂参事会」の解説
首席司祭 (Dean) と聖堂参事会 (Chapter) はダブリン大司教の合意とともに大聖堂を統括している。最初、首席司祭は最初聖堂参事会と同等であったが、日に日に権限を得た(これらは他の部分の特別な役割に限られてはいる)。首席司祭と聖堂参事会双方は小教区の教区牧師 (Rector) として似たような位置にある。 聖堂参事会は首席司祭と先唱者(Precentor。この人物は音楽技術に長けていなければならない)、尚書 (Chancellor)、会計 (Treasurer)、ダブリンおよびグレンダーロッホ主教区の各副主教 (Archdeacons of Dublin and Glendalough)、そして12人のカノン(8人はダブリン主教区から、後の4人はグレンダーロッホ主教区から選出)からなる(カノンから任命される最上位3人はそれぞれ聖マイケル教会 (St. Michael's)、聖ミッチャン教会St. Michan's、聖ジョン教会 (St. John's) の各名誉参事会員 (Prebendary) である)。 (首席司祭とその前身である修道院長について詳しくはクライストチャーチ大聖堂首席司祭 (ダブリン)〈en〉も参照)首席司祭はダブリン大主教によって任命され、また1971年に始まった協定によりクライストチャーチ大聖堂小教区連合 (Christ Church Cathedral Group of Parishes) の教会を持つ司祭 (Incumbent) でもある。小教区の日々の管理はは官職任命委員会の特別会議 (special Board of Patronage) によって選ばれた教区司祭 (Vicar) の手で行われている。 首席司祭は副官 (Deputy) を任命することができ、さらに大聖堂の会堂番 (Cathedral Verger) を任命することもできる。そして首席司祭と聖堂参事会はともに先唱者を任命し、一方聖堂参事会のほかのメンバーは大主教によって任命される。
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首席司祭と聖堂参事会
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「聖パトリック大聖堂 (ダブリン)」の記事における「首席司祭と聖堂参事会」の解説
大聖堂は首席司祭によって率いられ、聖堂参事会全体 (もともとは13人であったが30にまで増え、現在では最高で28人となっている) で統治されている。聖堂参事会の基礎、およびその規則は1191年に作られ1192年に教皇ケレスティヌス3世によって認められた設立認可状に由来している。 聖堂参事会のメンバーはアイルランド国教会全体をあるていど表しており、数人が4つの特別高僧もしくは24の聖堂参事会員(任期制22、他教派2)の一部となっている。後述も参照のこと。聖堂参事会員の椅子ひとつはダブリン大主教に割り当てられているが、首席司祭の選出に対してのみ積極的に使われるという変わった取り決めがある。 13のもともとの参事会員のうちいくつかは後に再分配され、新しく1つが作られてそれらと置き換えられた、後にはさらに多くの参事会員が任命された。長年、聖堂参事会は4の高僧、ダブリンおよびグレンダーロッホ副大主教と24の参事会員で成っていたが、副主教は19世紀後半にメンバーではなくなっている。
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