クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 08:31 UTC 版)
クライストチャーチ大聖堂(英: Christ Church Cathedral)は、アイルランドの首都ダブリンにあるキリスト教の大聖堂。ダブリンに2つある中世の大聖堂のうちの古いほうで、もう一方は聖パトリック大聖堂である。
- ^ カトリックはクライストチャーチを教区教会に「格下げ」する(言い換えれば司教座ではないと事実上認める)ことと加えて聖マリア臨時司教座聖堂を正式な大聖堂に格上げするか新しい大聖堂を建設するというようなことを定期的に示唆していた。1970年代まで新しい大聖堂の建設予定地としてメリオン・スクエア (en) の中央の広場が存在していた。しかしその場所はダブリン・コーポレーション(en。現在のダブリン市議会)に長期間リースされることになり、現在ではこの土地を貸し出した〈ダブリン市民への「贈り物」をした〉ダブリン大司教ダーモット・ライアン (en) の名前を取ってライアン大司教公園となっている。
- ^ a b Dublin: Catholic Truth Society, 1911: Bishop of Canea: Short Histories of Dublin Parishes, Part VIII, p. 162
- ^ 1171年はヘンリー2世がアイルランドにイングランド王としては初めて上陸しロードオブアイルランド(アイルランド卿)となった年。リチャード・ド・クレアはストロングボウのあだ名をもち、アイルランド侵攻の先方にあたる人物で、アイルランドに大きな影響力を保有していた。
- ^ アイルランド国教会は南部と北部で、それぞれダブリン大主教が南の5主教区(南部大教区)を、北の7主教区(北部大教区)をアーマー大主教がまとめている
- ^ http://humphrysfamilytree.com/deClare/1st.earl.pembroke.html - 身廊に横たわるストロングボウの墓
- ^ 大聖堂とは主教座(司教座)が置かれている聖堂のことである。本来1つの教区には1人の主教しかいないため、当然大聖堂も1つになる。
- ^ 12人のカノンにはそれぞれ序列があり1位にあたるのがThe Prebendary of St. Michael'sで、最下位がThe Twelfth Canonとなっている。公式HP
- ^ 16個のベルの響きを奏でる様子 - YouTube
- 1 クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)とは
- 2 クライストチャーチ大聖堂 (ダブリン)の概要
- 3 構造
- 4 おかれている立場
- 5 統治機構
- 6 そのほかの聖職者
- 7 古文書と出版物
- 8 外部リンク
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