非北極圏諸国の関与とは? わかりやすく解説

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非北極圏諸国の関与

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 23:52 UTC 版)

北極」の記事における「非北極圏諸国の関与」の解説

北極圏位置しない諸国も、北極海航路資源開発安全保障などで関与している。北極評議会北極圏領土有する各国と他の北欧諸国スウェーデン、フィンランド)の正規メンバー8カ国に加えて日本を含む非北極諸国13カ国がオブザーバー参加している。 2017年暮れ12月8日北極面したロシア・ヤマル半島で、中国ロシア資金協力する形で結ばれた協力案件LNG液化天然ガス開発プロジェクトでもある「ヤマルLNG」が正式稼働2019年全面竣工後、3本生産ライン毎年中国400tのLNG供給されている。この量は中国輸入するLNG総量の8%に相当し中国はこの箇所シルクロードなぞらえ氷上シルクロードの重要拠点」と位置づけている。 また中国北極進出2004年行なっており、同国は初となる北極観測基地黄河基地」をノルウェー・スバールバル諸島建設している。そして2017年には、気象航路調査海洋生物多様性調査などで北極を3か月かけ一周する調査活動行なった一方北極に近い極東位置する日本2015年国家政策一つ我が国北極政策』を発表し航路資源開発取り組む姿勢示した前述北極圏評議会オブザーバー参加続いて産官学北極圏課題話し合う「北極サークル」に2018年10月河野太郎外務大臣出席し閣僚初め派遣した上記ヤマルLNGプロジェクトには日本企業関与している。こうした日本積極姿勢は、中国北極進出視野入れている 。

※この「非北極圏諸国の関与」の解説は、「北極」の解説の一部です。
「非北極圏諸国の関与」を含む「北極」の記事については、「北極」の概要を参照ください。

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