露店爆発事故の発生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/26 20:22 UTC 版)
「ドッコイセ福知山花火大会」の記事における「露店爆発事故の発生」の解説
詳細は「2013年福知山花火大会露店爆発事故」を参照 2013年8月15日19時30分頃死傷者を伴う爆発事故が発生した。死亡者3名、負傷者59名を出す惨事となった。この影響で2014年度の当大会は同年春の段階で中止が決定し、2015年以降も開催を取りやめていたが、2016年に地元のNPO法人E grows(イーグローズ)によって事故があった河川敷で花火の打ち上げが行われた。しかし遺族らから「時期尚早」「被害者の心情に配慮すべき」という意見があり、2017年については開催しない方針となっている。 このため、京都府での大規模の花火大会は、2013年当時宇治市で開催されていた「京都2大花火大会」のもう片方である宇治川花火大会のみとなったが、これもこの事故の影響を受けて2017年まで中止した。当初2017年は規模を大幅縮小して開催する予定だった が、交通渋滞の問題や観客動員誘導などの警備上の問題などから、2017年度内の開催は断念し、当面の間開催再開を見合わせて事実上廃止にする可能性を示唆しその後、宇治市は安全対策上の理由から、2017年12月7日に正式に宇治川花火大会の廃止を決定した。 これにより、京都府内での大規模花火大会は事実上消滅と思われていたが、入れ違いに2018年より京都市伏見区で「京都芸術花火」が開催されることとなったため、曲がりなりにも大規模花火大会が継続されることとなった。ただし、この京都芸術花火は、文化庁の京都移転を記念して始まったものであるため、京都2大花火大会の代替としての開催ではない。なお、2020年度より2024年度までの期間、京都芸術花火の会場である京都競馬場が大規模な改築工事を実施するため、その間の一時的な休止および他の会場への一時的な振替が検討されている。また、これとは別に、その後2019年に亀岡市で開催されている亀岡平和祭保津川市民花火大会が打ち上げ数を約8,000発に増やし、同大会に次ぐ規模の大規模花火大会に昇格している。
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