雷雲の将 クローデット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:30 UTC 版)
「クイーンズブレイド」の記事における「雷雲の将 クローデット」の解説
身長:172cm。スリーサイズ:B98:W60:H87。 大陸の有力者ヴァンス伯爵の娘にてレイナとエリナの異母姉。一人称は「私」。レイナとエリナのことは名前で呼び、ヴァンス伯爵を伯爵と呼ぶ。ヴァンス伯爵が対女王のために作らせた長城警護の将軍でその武名は女王にも伝わるほど。天性の剣技の持ち主で、クイーンズブレイドでも優勝候補と目される。母親が平民階級だったため、ヴァンス家の継承権はレイナ・エリナと比べて低い。クローデットの母親は心の優しい女性でヴァンス伯と身分の差を越えて恋仲になっていたが、それを良しとしないヴァンスの両親たちはヴァンスに剣聖・マリアとの縁談を持ち込んだ。それを知ったその女性はヴァンスと国のためを思い、クローデットを身篭ったまま何も言わずにヴァンスの元を去った。その思いを汲んでいたヴァンスとマリアは女性の死後、クローデットを娘として引き取った。 ヴァンス伯に有能な家臣として育てられ、やがてレイナやエリナの補佐役として生きることが義務つけられている。 その立場ゆえクローデットは自分を押さえた行動を心がけてヴァンス伯の命令に遵守しており、レイナやエリナに対しても姉として振舞うが出過ぎないようにしている。自分の権限に甘えず貴族・領民・平民問わず公正な立ち振る舞いを行うため、領民や平民からは慕われており敵対関係にあるリスティにも評価されるほど。レイナも「立派な人」と尊敬の念を抱いており、王位を継承するべきと思っている。ただし、エリナは「どう接したらいいかわからない」と敬遠気味。 ヴァンス伯爵がエリナに続いてクローデットにもレイナ捕縛任務を出したため、クイーンズブレイドに参加する。個人的にレイナとエリナは大事な姉妹と認識しているがレイナに対しては自分の複雑な境遇上ヴァンス家の継承権を放棄したことが許せず、ある種の憎悪も抱いている。 「優秀で善良で公正なのはあくまでも臣下としての話。自ら上に立つ器量や雅量があるかどうかは未知数」、「自分の嗜好に沿うものは溺愛するが、そうではないものは憎悪し排斥する」という隠された短所は、クイーンズブレイド リベリオンへの伏線になっている。 自分の力量の自負から同じ優勝候補のエキドナやカトレアなら勝敗は分からないが、他の対戦者相手なら勝てると豪語している。また、アルドラのことは機会があれば倒す気でいる。 クローデットが使うツーハンデッドソード"サンダークラップ"は雷の魔力が付加されており、雷や稲光を使った戦いを得意とする。そのためクローデットの通り名が雷雲の将となった。サンダークラップはカトレアから買った物でその筋でカトレアとも交友関係がある。
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