雪の降る道
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「ロードムービー (小説)」の記事における「雪の降る道」の解説
初出:雪の降る道(『メフィスト』2005年1月号) 足立絹子は自宅の前に落ちていた椿を見知らぬ少女にプレゼントする。『みーちゃん』と名乗る彼女は元気の無い『ヒロくん』に、椿をお土産として渡すのだという。その後、『みーちゃん』に八つ当たりをした『ヒロくん』。「いなくなっちゃえ」という彼の言葉通り『みーちゃん』が失踪してしまった為、熱で意識が朦朧とする中『ヒロくん』は『スガ兄』と共に彼女を探し始める。『冷たい校舎の時は止まる』の第14章に続き、同作の本編へと繋がる、雪降るある日の物語。 ヒロくん 男子小学生。『みーちゃん』とは幼馴染み。 夏に親友だった『ヒロちゃん』を亡くして以来、季節が冬になった今でもずっと体調を崩している。 『冷たい校舎の時は止まる』にも登場。 みーちゃん 女子小学生。『ヒロくん』の幼馴染み。 『ヒロちゃん』とは面識は無いが、『ヒロくん』の痛みを少しでも和らげようとしている。学校から帰ると毎日『ヒロくん』の見舞いに来て、沢山のお土産を置いていくが、彼からは素っ気ない態度を取られている。 『冷たい校舎の時は止まる』にも登場。 スガ兄 男子中学生。『ヒロくん』の家の近所に住んでいる兄貴的存在。右耳にピアスをした不良だが、何だかんだいって面倒見が良い。 物語の序盤では学校行事のスキー教室で不在だが、帰宅して早々『みーちゃん』の母に失踪した彼女の捜索を頼まれる。 『冷たい校舎の時は止まる』にも『菅原』として登場。主要人物である。 表 話 編 歴 辻村深月長編小説冷たい校舎の時は止まる - 子どもたちは夜と遊ぶ - 凍りのくじら - ぼくのメジャースプーン - スロウハイツの神様 - 名前探しの放課後 - 太陽の坐る場所 - ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 - V.T.R. - 本日は大安なり - オーダーメイド殺人クラブ - 水底フェスタ - サクラ咲く - 島はぼくらと - 盲目的な恋と友情 - ハケンアニメ! - 家族シアター - 朝が来る - 東京會舘とわたし - クローバーナイト - かがみの孤城 短編小説集ロードムービー - ふちなしのかがみ - 光待つ場所へ - ツナグ - 鍵のない夢を見る - きのうの影踏み エッセイ集図書室で暮らしたい 関連項目メフィスト賞 - 綾辻行人 - ドラえもん この項目は、文学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:文学/PJライトノベル)。項目が小説家・作家の場合には {{Writer-stub}} を、文学作品以外の本・雑誌の場合には {{Book-stub}} を貼り付けてください。
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